シンデレラガールズ第二十話 考察っぽいなにかと感想
この記事ではシンデレラガールズ第20話について、自分が考えたこと感じたことをまとめています。
2クール目も後半を迎え、前半とはテーマが少しずつ変化していきます。今回はそちらについて触れながら進んでいこうと思います。
では以下からが本文です。
考察っぽいなにか
冒頭部分で常務が企画したProject Kroneのアイドルが登場します。
奏、周子、フレデリカ、文香、ありすちゃん、唯ちゃんが登場している様子です。奏、周子、フレデリカに関して言えば18、19話にて背景にて存在が示されていました。しかし、ただ背景に写っていたわけではなく、現在常務の管轄にある美城のエントランスに設置してあるディスプレイに映っていたりと明らかに他のキャラとは扱いが異なっていました。このあたりのことを考えるとこのProject Kroneにいることも不思議ではなさそうです。
常務が凛、アナスタシアに対してProject Kroneへの加入を提示するシーンまで移ります。
また、同時にアナスタシアにはソロデビュー、凛は奈緒、加蓮とのユニットである「トライアドプリムス」についての話が出てきます。
さて、ここでの常務のセリフを振り返ってみます。
常務「私は君たち3人の組み合わせに可能性を感じた。既存のユニットにはない新たな輝きを」
前回19話にて凛、奈緒、加蓮のレッスン途中に入った常務が何か反応していたのは、このセリフのように「可能性を感じたから」ということがわかります。
そして、この「新たな輝き」という言葉がキーワードになります。これについては、もう少しシーンを進めてから触れていきます。
プロデューサー「待ってください。やはりこの話、私は!」
常務「君には聞いていない。私は、彼女達に参加の意思を問うている」
プロデューサー「ですが!!2人はシンデレラプロジェクトの....!」
常務「アイドルの自主性を尊重する。それが君のやり方だったと思うが?」
プロデューサーの普段の方針と全く同じことを常務に言われ何も言い返せなくなってしまったシーンです。2期前半のテーマのように、自分自身の力で進むことが大事だということがわかります。このシーンはそのことを顕著に示していて、常務の発案であるからダメ、プロデューサーの発案であるから良い、というわけではないということが示されています。
この常務との会話について後に部長と話し合いをしています。
部長「断らなかったんだね」
プロデューサー「2人にとって決して悪い話ではないと思いまして....」
部長 「複雑だね。彼女達は、君が見つけたシンデレラ達だ」
最終的にプロデューサーは常務の案を断らず、2人に決断を委ねることにしました。部長の発言からもわかるように「プロデューサーが見つけたシンデレラ達」故に感情的になり、先ほども普段とは違う意見を述べてしまったことが想像できます。
常務からの企画について凛とアナスタシアの反応が見られるシーンがありました。
凛は授業に全く集中出来ていないというわけではなく、ある程度頭にはあるもののそこまで深刻に悩んでいる様子では無さそうです。
アナスタシアに関してはパートナーの美波に相談しようかどうか、という段階まで悩んでいる様子です。しかし、ここで連絡はしませんでした。その理由については後に本編で語られます。
凛とアナスタシアの反応の差は表情からも読み取ることができます。
文香がアイドルになってからの心境の変化について語るシーンに移ります。
文香「でも、アナスタシアさんが迷う気持ちもわかる気がします。私、スカウトされるまではアイドルに興味なくて」
唯「え?そうだったの?」
文香「はい。だからアイドルをやると決心するまで、ずいぶん悩みました」
唯「けど、やってみたら楽しかったっしょ?」
文香「ええ、初めてのことばかりで戸惑うこともありますけど。でも、それが、読んだことのない本のページをめくるみたいに、ドキドキして」
アナスタシア「....!」
文香「だから、今回のプロジェクトも、やってみれば、また、新しいページが開けるんじゃないかと思って....!」
文香の言葉を聞いたアナスタシアは12話で美波が言っていたことを思い出します。ここで、12話での美波のセリフを振り返ってみます。
美波「私ね、このプロジェクトに参加するまで自分がアイドルになるなんて考えたことなかったの。本当に想定外で、私にとっては1つの冒険だった。みんなと出会って、そしたらユニットデビューが最初に決まって、嬉しかったけど不安だった。でも、不安は半分こ出来たから、一緒に不安を乗り越えて見えた景色はとってもドキドキ出来るものだったから。冒険して、一歩踏み出してみて、よかったって思えたから。次のライブもね、きっとまた新しい景色が見えるチャンスなんだろうなって。まとめ役だからじゃないの。今度はみんなと一緒に何が見えるのか、私自身が確かめてみたいの」
ここで美波は、「プロジェクトに参加するまでアイドルには興味がなかった」、「本当に想定外で、私にとっては1つの冒険だった」、「冒険して、一歩踏み出してみて、よかったって思えたから」、「次のライブもね、きっとまた新しい景色が見えるチャンスなんだろうなって」と述べています。
これに関しては文香も同じことを言っていて、「スカウトされるまではアイドルに興味なくて」、「読んだことのない本のページをめくるみたいに、ドキドキして」、「今回のプロジェクトも、やってみれば、また、新しいページが開けるんじゃないかと思って....!」のセリフを美波のセリフと対応をさせればわかるかと思います。美波のセリフでは「次のライブ」、文香のセリフでは「今回のプロジェクト」と具体例を出していますが、発言内容の本質は同じで「やったことのない新たな挑戦」という点で共通しています。セリフの単語を借りるならば「冒険」とも言い換えられそうです。
それ故にアナスタシアは、文香のセリフを聞き美波の姿が脳裏を掠めました。その後の「coming soon」のカットが挿入されることからも、アナスタシアの気持ちが当初と比べ傾きはじめているのではないでしょうか。
さて、シーンを変えて凛と奈緒、加蓮との会話に移ります。
加蓮「ごめんね、急に付きあわせて。ちょっと話があってさ」
凛「うん、わかってる。トライアドプリムスのことでしょ?」
奈緒、加蓮「....!」
凛「色々考えてみたんだけど、私が参加出来ない。ごめん....」
奈緒「やっぱり、そうだよね....凛には、ニュージェネがあるんだもんね」
加蓮「でも私、このチャンス逃したくない」
奈緒「ちょっ!?加蓮!?」
加蓮「デビューしたいってのも勿論だけど。私、奈緒と凛と3人でもっと歌ってみたい」
凛「!」
加蓮「この前3人で合わせた時、すごくイイ感じだった。この3人なら、きっとスゴいことが出来る、そう思えた。凛はどうなの?あの時」
凛「それは........」
加蓮「明日の5時、レッスン室に来て。もう1度この3人で、合わせてみようよ。そうすればきっとわかる」
凛は「参加出来ない」と初めにすぐ断ったことは、先ほどそこまで深刻に悩んでいなかったということに繋がってくるかなと思います。
しかし、加蓮の「3人で合わせた時、すごくイイ感じだった」という言葉にはやはり凛も同じことを思っていたからか、その後の返事をすることが出来ませんでした。これをきっかけに気持ちは再び揺れ始めます。
この後、加蓮と奈緒の帰宅シーンが挿入されます。
奈緒「来てくれるかな?凛」
加蓮「来なかったら仕方がないよ」
奈緒「そんな....」
加蓮「凛の立場を考えたら、簡単に決められることじゃないのはわかるし」
奈緒「そりゃぁ、まぁそうだけど」
加蓮「でもね、それでも私はかけてみたいんだ。私と奈緒、そして凛と3人で歌うってことに。私たちが感じた何かは、本物だって信じてるから」
奈緒「加蓮....!そういうことなら、私だってとことんかける!3人のトライアドプリムスに!」
奈緒、加蓮が階段を昇ってることが強調されています。途中で止まるのではなく最後のカットのように2人とも最後まで昇りきっているのもポイントかと思われます。画像だと非常に伝わりにくくて申し訳ないのですが、加蓮が階段を登り切った瞬間のセリフは「でもね、それでも私はかけてみたいんだ。私と奈緒、そして凛と3人で歌うってことに」であり、奈緒が階段を登り切った瞬間のセリフは「そういうことなら、私だってとことんかける!3人のトライアドプリムスに!」となっています。階段を登り切った瞬間のお互いのセリフに共通していることは、「3人のトライアドプリムスにかけてみる」ということです。
このことから、この階段はトライアドプリムスとしての階段、つまりトライアドプリムスを組むことによっての成長だと自分は考えました。確かにこの時点ではトライアドプリムスは結成していませんが、セリフに「信じてる」や「かけてみる」のように未来のことについて多く語っていることからも、その期待が階段を登る描写に表れているのではないでしょうか。また、1枚目のカットに注目すると信号が青になっていることからもその期待が読み取れそうです。
少しシーンを進めて、アナスタシアと寮の会話に移ります。
アナスタシア「何を見てますか?」
みく「美穂ちゃんのミニライブのDVDにゃ」
小梅「スタッフさんが撮ってくれたから、みんなで見ようって」
(笑顔でDVDに映っているCIを見て)
みく「良い顔してる~」
紗枝「インタビューのお仕事、頑張らはった成果どすな~」
みく「チャレンジは大事にゃ。あ、チャレンジと言えば蘭子ちゃんも」
蘭子「?」
小梅「こ、これ」
(ハロウィンイベントでの小梅と蘭子のポスターを見せる)
みく「そうそう!ハロウィンイベントのPV撮影!あんなに怖いもの苦手だったのに」
蘭子「い、未だ克服するには険しき山ぞ....」
アナスタシア「苦手なもの逃げない、エライです」
蘭子「いいえ」
アナスタシア「?」
蘭子「挑戦するのは楽しいから!」
アナスタシア「!!!」
8話にて蘭子はホラーなものが苦手ということが明かされましたが、その上でホラーが大好きな小梅ちゃんとハロウィンイベントのPV撮影を行った様子です。蘭子の「挑戦するのは楽しいから!」というセリフから再びアナスタシアの気持ちが動いた様子です。やはりこれも12話の美波のセリフと近いものがあるからだと思われます。先ほども述べましたが、この時の美波(のセリフ)は新しいこと(サマフェスの全体曲)に対して挑戦することに楽しさを覚えている状態でした。蘭子のセリフはこれと同じことを示唆しており、また、みくがふと放った「挑戦するのは大事にゃ」というセリフも近いものを感じさせます。
よく見てみると蘭子の「挑戦するのは楽しいから!」というカットから光量が増えている気がします。こういった観点からも、蘭子のセリフの重要性が示されているように思えます。
物語の本筋とは外れますが、CIも18話の出来事を経て成長している様子が見られます。18話で登場した「笑顔で仕事をする」というセリフを体現するかのようにきちんと笑顔で仕事をこなしています。みくが「良い顔」、紗枝さんが「インタビューのお仕事を頑張った結果」と言っているように、作中内のセリフからも18話を経て成長したCIが描かれています。
自室に戻ったアナスタシアは、文香の言葉、蘭子の言葉を受け、悩んでいる様子です。
アナスタシア「挑戦....新しい、ページ....」
2枚目の夜空のカットについては、後半に似たような構図のシーンがあるのでそちらで触れます。ここで少し触れるなれば、星はあれどいつものように輝いているわけではないということと、雲が多く描かれているという点が気になります。これまで夜空を描く際は星を強調させたものが多く、今回のように少ない、見えないといったケースは珍しい部類なのではないでしょうか。
画面内で美波の連絡先が映された携帯のみが光っていることから、アナスタシアの美波への信頼であったり、「この悩みを解決してくれる人物」である美波に頼りたいということを示しているのかもしれません。連絡先から美波のページを見つけそれを見ている時にに目が隠れている(上記の4枚目の画像)のは、無意識の内に美波に助けを求めようとしていて、それに自分自身が気づいたことを示しているように思えます。(画像ではわかりづらいですが)スマホを取る→スリープ状態から解除する→連絡先から美波を探すという一連の流れに何の迷いもなかったことからも、気づいたら美波の連絡先を開いていたということを表現しているように感じさせます。
しかし、結局連絡は取らず携帯を消してしまいます。ここの描写についても後半のシーンで触れたセリフが存在したのでその時に書きます。
さて話は変わり、凛は加蓮に伝えられた時刻にレッスン室に向かいます。
トライアドプリムスの新曲になるかもしれない曲のタイトルは「Trancing Pulse」で、直訳すると「恍惚な脈動」とかその辺りでしょうか。あまり洒落た英訳が出来る人間ではないのでこれくらいしか書けませんが....
常務がこの3人の歌声を聴き可能性を感じたように、初めて聴いた衝撃であったり、心を奪われたその気持ちがこの歌のタイトルにつながっているのかもしれません。
これを歌っている凛が楽しそうにしているというのもポイントで、凛自身この3人での手応えを感じているということが改めて実感させられます。
偶然廊下を通りかかった時にこれを聴いたプロデューサーは、聴き入るように立ち止まり、どこかうっとりした表情を浮かべています。プロデューサー視点からでも、この3人の"輝き"が感じているということがわかります。
「きらきらと光る 眩しい空へと」という歌詞と共に最後のカットが入ります。この歌詞及びこの3人を象徴するかのようです。
アナスタシアが常務の誘いについての決断をプロデューサーに伝えるシーンの直前に次のようなシーンがありました。
サマフェスの後の集合写真を見つめるプロデューサーですが、その表情は何かを感じているもその感覚の正体が掴めていないかのようです。こちらの表情については、アナスタシアとの会話シーンにて示唆されます。
プロデューサー「例の件、ですね?」
アナスタシア「はい」
プロデューサー「いかがですか?気が進まないのであれば」
一気に書くと長くなってしまうので、少しずつ追っていきます。
まず、8話にて登場したアナスタシアの私物である天球儀のカットを挿入することで、アナスタシアの話であることを強調しているように思えます。
アナスタシア「ニェット、そうではなくて....合宿の時、美波、言ってました。アイドルになるの、冒険だったと、不安だったと....でも....」
< -- 回想 -->
美波「不安を乗り越えて見えた景色は、とってもドキドキ出来るものだったから。冒険して、一歩踏み出してみて、よかったって思えたから」
< -- 回想終了 -->
プロデューサー「新田さんが....そんなことを....」
アナスタシア「美波、冒険する時々、勇気、教えてくれました。私、今不安です。美城常務のプロジェクト、ソロで、知らない人のところで。でも、みんな、今チャレンジしてます。冒険して、ドキドキ、キラキラ」
プロデューサー「....!」
(プロデューサーが、先ほどのトライアドプリムスと集合写真を思い返す)
まず上から3枚目のアナスタシアの足のカットについてです。このカット共に発せられるセリフは美城常務のプロジェクトについての不安のことです。足を動かすことによってその不安が描写されているように感じさせます。
ここまでアナスタシアが、文香、蘭子の発言に美波のセリフと重ねてきて気持ちが揺らいだように、アナスタシアにとって今回の決断は12話の美波のセリフから関係します。新しいことへ挑戦、すなわち冒険をすることで新たな景色が見ることが出来るということです。
アナスタシアの「みんな、今チャレンジしてます。冒険して、ドキドキ、キラキラ」というセリフからプロデューサーは先程のトライアドプリムスと13話の集合写真を重ねます。
13話の集合写真はサマフェス後、つまり12話の美波のセリフにあったようにあったようにみんなで冒険し終わった証となります。初めは無理と思われた全体曲の「GOIN'!!!」に挑むこと(冒険をすること)で新たな景色が見ることが出来ました。
トライアドプリムスは凛にとっての冒険であり、アナスタシアのセリフのように「ドキドキ、キラキラ」していました。その事に気づかされた為に、プロデューサーはトライアドプリムスと13話の集合写真を重ねていたのだと思われます。また、アナスタシアとの会話前での表情は、このことについて何となく感じつつも上手く頭で理解出来ていない状況だった故ではないかと自分は考えています。
プロデューサー「アナスタシアさん」
アナスタシア「!」
プロデューサー「あなたは今度のプロジェクトに参加して笑顔になれると、思いますか?」
13話の冒険を乗り越えた先の集合写真の笑顔、つまり冒険を乗り越えた先の景色を見たいというアナスタシアの意志を理解することが出来たプロデューサーはアイドルのやりたいことを再び尊重しはじめます。
語弊を招く言葉になってしまいましたので補足します。冒頭の常務との会話にて感情的になってしまい、常務に「アイドルの自主性を尊重する。それが君のやり方だったと思うが?」と返されてしまいました。その言葉を受けて完全に腑に落ちたかと言われると、すぐに頷くのは難しいのではないでしょうか。部長との会話で「2人にとっては決して悪い話ではない」と言いつつも、その表情は曇っていました。常務のその言葉だけで、自分が育ててきたシンデレラプロジェクトのメンバーが常務のプロジェクトに参加することに対して割り切ることが出来ていなかったということが推測出来そうです。
その割り切れない気持ちはアナスタシアとの会話直後の「気が進まないのであれば」というセリフからも読み取ることが出来そうです。アイドルのやりたいことを尊重するという観点なら、「気が進まない」という前提で話を進めるのはやや不思議な気もします。尊重するのであれば、まず「アイドル自身がどういう決断を下したのか」ということを初めに聞くと思うんですよね。以上のことからプロデューサーはここのシーンまで、自分の見つけたアイドルが常務のプロジェクトに参加することに対して割り切ることが出来ていなかったのではないかと自分は考えています。
割り切ることが出来、アイドルの意志を尊重しはじめたプロデューサーの表情は拳を握りしめた直後からしっかりとしたものになります。
アナスタシア「わからない....です。まだ、みんなのように笑顔になれるか」
プロデューサー「進んでみなければ、わからない。進みたいかどうかです。それが、どんな道であっても、乗り越えた先に笑顔になれる可能性を感じたなら、前に進んでほしいと私は思います。あの時の笑顔の、もう一歩先を見つけられると思うのでしたら」
(集合写真と13話ライブ後の夜空を思い返しながら)
プロデューサー「私は、全力で、その道をサポートします」
ひとまず、3枚目のカットについてです。花瓶によってシンデレラプロジェクトのポスターが半分隠されています。
凛の私物である花瓶を描くことで、このアナスタシアに向けてのセリフは凛に向けてという意味合いもあるのではないでしょうか。
申し訳ないのですが半分隠していることに関しては、腑に落ちるような考えが出て来ないんですよね....その中で強いて挙げるなら少しずつシンデレラプロジェクトという光から新たな光を探して各々の道に向かっているからなのかなぁとは一瞬考えましたが、うーん........といった感じです。
集合写真、13話の夜空に関してですが、プロデューサーのセリフにあるように「あの時の笑顔の"もう一歩先"」というのが重要なのではないかと思われます。「もう一歩先」という条件節が入ることによって、すでにある笑顔から更に次の笑顔へとステップアップしています。
これと同じ図式が「Shine!!」の歌詞にもあり、「"新たな"光に会いに行こう」となっています。「新たな」という条件節があるということはすでに何か「光」を持った上での話になっていると考えられます。
つまり、このセリフは「新たな光に会いに行こう」という歌詞を表現しているのではないかと考えました。また、2期後半になってからは「新たな光」がキーワードになり、冒頭の常務のセリフに「既存のユニットにはない新たな輝きを」と言うものがありました。。既存のユニットが指すものは「既にある光」であり、その更に先の「新たな輝き」となっているのだと思われます。
プロデューサーが「全力でサポートします」言い放った際に最後のカットが挿入されます。プロデューサーの方向から光が挿しているように、アナスタシアにとっての希望のようなものが表現されているのではないでしょうか。
この一連の会話を美波は聞いており、そこからアナスタシアとの会話に移ります。
美波「そうだったの。ここ何日か元気がなかったから気になってたの。でもそんなに悩んでたなら、相談してくれればよかったのに」
アナスタシア「私も、ずっと美波に相談したかったです」
美波「え?」
アナスタシア「でも、それだといけない気がしました。今まで私、1人で決めたことなかったです。だから、変わるならそこから変わらないと....と思いました」
美波「そう....」
アナスタシア「相談しないで決めたこと、怒ってますか?」
美波「!....ううん。ただ、急でびっくりしちゃって」
20話が始まった時点で自分自身の力で進むという2期前半のテーマを果たしてたユニットはアスタリスク、凸レーション、CandyIslandの3つでした。NewGenerationsに関しては15話にて扱われましたが、「自分のやり方でやる」ということを学んだ回であり、自分自身の力で進むというテーマにはそぐわなかったかと思います。NewGenerationsの他にもLOVE LAIKA、Rosenburg Engelに関しては触れられていませんでした。
ここでのアナスタシアのセリフに注目してみると「相談したかったけど、変わるために1人で考えた」とあります。これは自分自身の力で進んでいると言えます。道端で美波に連絡しようとするも止めたことや、蘭子との会話の後に美波の連絡先を開くも、再び閉じてしまったというシーンも起因します。
Rosenburg Engelに関しては、もしも今後「自分自身の力で進む」というテーマで"大きく"扱われないのなら、今回の苦手であったホラーに「挑戦するのは楽しいから」という理由でお仕事をこなしたことがその部分にあたると考えてもよさそうです
残すは美波、NewGenerationsに関してですが、ここに関しては近々触れられると思われます。未央に関して言えば今回の最後のシーンで見られますね。凛に関してもトライアドプリムス関連で触れてくいると予想が出来ます。今後のテーマになってくるのが島村さんだと思われます。ここまでのシーンでは"自分自身の力で進むという"観点から見ると少々描き方が他のメンバーとは異なっているので、今後のお話についても追って考えていこうと思います。
ここでのテントウムシに注目してみましょう。まず、初めは花にくっついています。花は1話のセリフを借りるならば「キラキラしたなにか」でした。つまり、輝いているものの比喩として登場しています。しかし、4枚目のカットのようにテントウムシはその花から離れてしまいました。既にある輝きから離れるという構図は「新たな光を探しに行く」という構図と似ています。恐らくここでは、既にあるラブライカから、冒険し更なる新しい光を求めて常務のプロジェクトに参加するアナスタシアのことを示唆しているのではないでしょうか。
美波「ここからじゃ、あまり見えないね」
アナスタシア「はい、でも、今見えないだけ」
美波「きっと....そうだね」
雲が多く描かれ、星はかすかにあれどいつものように輝いてはいません。こちらもアナスタシアが部屋から見た景色と同じ構図です。いつもの描写に関して言えば今回の回想にて登場した13話の夜空を参照してください。
新たな光を求め、冒険するにあたってアナスタシアが発言していたように不安の中チャレンジをしていきます。そして、まだ「笑顔になれるかわからない」とも述べています。雲を多く描き、星を主張させないことで、この先がわからないことや、その不安を表現しているのだと思われます。
ここでシーンが変わります。
雲の様子を見ると所謂ひつじ雲が描かれています(あまり詳しくないので異なっていたら申し訳ございません)。ひつじ雲はその並び方から地震雲だったり不吉な出来事の前兆とはよく言われるらしいです。この後の展開を考えると、不吉な出来事の前兆という意味では合っているようにも思えます。
1枚目のカットではこの先の階段を確認し、2,3枚目のカットではトライアドプリムスの曲を確認しています。このことからこの先の階段はトライアドプリムスとしての階段ということが象徴されているように思えます。奈緒、加蓮のやりとりを振り返ってみると、ここと同じ歩道橋で、凛がいる今の位置から上の階段を「トライアドプリムスとしての期待」として奈緒と加蓮は昇っているかのように表現されてました。このことを踏まえると凛が先に見ている階段は、トライアドプリムスとして成長できる先の階段と捉えることが出来そうです。トライアドプリムスが気になっていてもまだメンバーにその想いを打ち明けておらず、登れるかどうかが不明であり迷っているために奈緒、加蓮の時と異なり、信号が赤になっているのかもしれません。
凛が階段の途中で止まっているというのがポイントであり、すでに階段を登った上で更にその先を目指すという構図になっています。これも「新たな光に会いに行く」という構図と似た点を感じさせます。
シーンを進めて、島村さん、未央がNGとしての成長のため会話している部分に移ります。
卯月「わぁ~こんなにたくさん!」
未央「特訓の参考に借りてきちゃったー!秋のライブに向けて、ニュージェネのパワーアップの秘訣みたいなのはないかなーって」
卯月「私、こういうの思いつかなくって。新しいこと考えるの苦手なのかも....未央ちゃんすごいです!」
未央「いやいや~私は単に勢いだけでも動きたくなるタイプだから~」
卯月「でも、やっぱりすごいです!」
ここでセリフとして明確に島村さんの苦手なことが示されます。15話で、島村さんがアイデアを書けなかったという部分にも繋がっていきます。島村さんのことを考えるにあたって、このセリフについては今後念頭に置いてもいいのかもしれません。15話の企画書制作なんかは「新しいことを考えるのが苦手」という例で一番わかりやすいのではないでしょうか。
そして、この少し後、凛からProject Kroneの参加の意思を伝えられます。
卯月「Project Krone....」
凛からProject Kroneの加入したいという悩みを受けます。ここのセリフから一気に背景が暗くなっていることからもその衝撃が描写されているように思えます。
未央「迷ってるって....どういうこと?」
凛「え?」
未央「迷うことなんてなくない?これからみんなで力合わせて、立ち向かおうって時じゃん?」
凛「私も初めは断るつもりだった。でも、感じたんだ。奈緒と加蓮と歌ったときに、新しいなにかを」
未央「新しいなにか....?」
凛「それが何なのかわからない。わからないから、それを確かめたいの」
未央、卯月「!」
この凛の「新しいなにか」とはやはり、「新たな光」を指しているのだと思われます。それが何かはわからない、というのはアナスタシアのシーンでも似たようなことが描写されていました。アナスタシアの場合はその先に笑顔が待っているかわからないけど、その可能性があるなら前に進んでみたいという意味での「わからない」でした。今回の凛ちゃんは新しいなにかを感じるけどそれが何かわからない、けれど確かめたいという意味での「わからない」であり、お互い「新たな光に会いに行こうとするも、それがどうかわからない」という意味で共通しています。
このシーンでの島村さんのセリフ量は他の2人に比べ圧倒的に少ないです。そのためか表情で描写するシーンが多めでした。この2枚目の島村さんは凛の「それを確かめたいの」の後の表情です。島村さんの反応についてですが、一旦この会話が終わるまではピックアップをするのみにし、最後に自分の考えをまとめます。
未央「え?ちょっと待って....それじゃニュージェネはどうするの?」
卯月「!」
凛「ニュージェネはやめない!掛け持ちしてなんとか」
未央「そんな簡単なことじゃないじゃん....」
凛「わがままだってわかってるよ」
未央「てか、私、ヤダよ」
凛「!」
卯月「!」
1枚目が「ニュージェネはどうするの?」の後の島村さんの反応で、2枚目は「私、ヤダよ」の後の反応です。
未央「ごめん、だってやっぱわかんないもん。私この3人だからここまでやってこれた。この3人ならどんなことでも乗り越えられるし、どんなことでもチャレンジ出来るって....しぶりん、その新しいなにかってニュージェネじゃ出来ない?私たちとじゃダメなの?」
「どんなことでもチャレンジ出来るって」のセリフの後に上記の島村さんの表情が挿入されます。
凛「わからない....わからない....!!」
未央「しまむーはどう思うの?」
卯月「え?....え、えーと....あの、私....私....わかりません....わかりません....私」
最後に「しまむーはどう思うの?」のセリフの後の島村さんです。そしてその後の凛と未央のカットは島村さんの「私....私....」のセリフに対応して挿入されます。
この会話内で島村さんが反応するときは、現状の関係が崩れてしまいそうなときに多く反応しているように思えます。。他にも、1箇所だけ、現状の関係を保ちたいが故の反応も見られます。では追っていきます。
まず、初めの島村さんの反応についてです。ここでのセリフは凛の「わからないから、それを確かめたいの」というトライアドプリムスに加入してみたいという強い意志が現れた瞬間です。凛がトライアドプリムスに加入することによってニュージェネがどうなるかという点について現状の関係が崩れてしまうという考えが出来ます。ここの表情には凛がニュージェネから少しでも離れてしまうことに対してのイヤだという気持ちがあるように思えます。しかしそれを口にすることはありません。
次に反応するときは未央の「それじゃニュージェネはどうするの?」というセリフの後であり、トライアドプリムスに加入したいと言った凛の口からは今までこのことは話題に出ず、核心をついたセリフになっています。これの返答次第ですぐに現状の関係が揺れることが想像できます。
その次の反応が未央の「てか、私、ヤダよ」のセリフの後です。この会話にて初めてここで感情論が登場します。これに関しては島村さんだけでなく凛も反応しています。掛け持ちという案が出たにも、未央は「そんな簡単な話ではない」と答え、そして「イヤだ」という理屈抜きの感情を吐露します。理屈抜きでの返答というのは、いくら説得しようにも本人の感情に依るものなので折り合いが付きづらくなりがちです。それ故に対立関係が生まれやすくなってしまいます。ここでの対立関係がきっちり出来てしまうともう現状の関係は動かざるを得なくなってしまいます。それを見越した上での島村さんの反応だったのかもしれません。ここに関しては自分の想像が多い論で申し訳ありません。
そして次は未央の「どんなことでもチャレンジ出来るって」というセリフの後の反応です。今までは驚きや衝撃に似た反応ばかりでしたが、ここでの島村さんは胸に手を当てるのみです。他より反応が小さめなのはニュージェネとしての現状維持のセリフだったからかもしれません。
そして最後に、未央から「しまむーはどうなの?」と聞かれたシーンです。ここのシーンを注目すると答える際に凛と未央をどっちも見てから答えようとしているのがわかると思います。恐らくこれはどちらも傷つけたくなく、傷つけないことで現状が維持出来るためだと思われます。どちらも傷つけないという言葉は今回初めて扱いましたが、1回目の島村さんの反応の際、何か言いたげな表情、反応をしつつも口に出さないという部分からも読み取れるかなと思います。2人の気持ちをどちらもわかっているからこそ何も言えない、言い出せないという面はもしかしたらあるのかもしれません。
3人であるが故に島村さんがどちらか片方の意見に寄ると、結論が出てしまうという考え方も出来そうです。それ故にセリフが少なく、何かに対しての反応が主になっているとも考えられそうです。
以上のことをまとめると、今までの島村さんは他人の笑顔を大切しているが故の行動なのではないでしょうか。最後の反応の時のように凛や未央のことを見てから、どちらの気持ちも尊重したいかのように「わからない」というセリフを発するように、19話で「解散」という言葉に1人だけ大きく反応したように、奈緒と加蓮のCDデビューが延びたことを知ったときに「ケンカはよくない」とふとつぶやいていたように、どこか他人の気持ちを優先しがちな面が多く見られます。
他人の笑顔を大切にするというのは、他人の悲しげな顔を見たくないとも言い換えられます。ここで、ここまで多く出した「現状維持」という言葉が大切になってくるのだと思われます。「現状維持」というのは成長をしないということではなく、その関係を崩したくないということです。だからこそ、崩れてしまう可能性があるトライアドプリムスの件については大きく反応しがちなのではないでしょうか。ニュージェネのままの関係を維持できればこれまでの物語で示されてたように、これからもみんな笑顔で成長をすることが出来ます。そう考えたため「現状維持」という言葉を自分は使いました。
そして、他人の笑顔を大切するが故に、現状を維持し続けたが故に「新しいことを考えるのが苦手」という島村さんのセリフに繋がるのではないでしょうか。自分よりも他人のことについて考えることが多かったために次第に、15話で企画書を書けなかったように新しいことを考えること、自分の道について"具体的に"考えることが苦手になってしまったのかもしれません。
ここまで長々と書きましたが、本編で描かれていない部分を想像の範疇で補完していた部分は正直否めませんので、(他の部分もですが)飽くまでも自分が考えた結論であるということを強調しておきます。
島村さんの話から変わり、内容の方へ触れますが、3人のセリフを注目すると全員「わからない」という言葉を使っています。もちろんそれぞれ意味は異なってきますが、ここまで3人とも「自分自身の力で進む」というシーンが扱われなかったが故だと思われます。凛に関して言えば今回で登り始めていますが、まだ結論は出せていません。トライアドプリムスについて明確な決断をするときが凛のその時だと思われます。
話を終えると未央が走りだし部屋から出て行ってしまいます。
このシーンは6話との対比になってていて、6話時点では未央がかけ出した際に島村さんと凛が追いかけるものの、プロデューサー、そして物語の本筋のキャラとはやや外れますが美嘉は追いかけることはありませんでした。そしてこの時の未央は階段を下がって駆けて行きました。(下記画像参照)
しかし20話はというとこの時とは全く反対で、島村さんと凛は追いかけられず、プロデューサーは未央を追いかけます。そして偶然か美嘉もその場に立ち会わせます。また、階段も今回は駆け上がっていきます。
美嘉が偶然立ち会わせる構図になっているのは、物語の本筋からやや外れたキャラ故かと思われます。しかし、美嘉が3話で未央(と凛と島村さん)をバックダンサーに選び、7話で美嘉が自分のことを責めていたことからわかるように間接的とは言え6話で未央が追い詰められた要因の1つとなっていたり、13話でのリベンジにて未央の決意を受け止めたりと、ここまでの未央の出来事や成長の多くは美嘉が関わっています。未央に関わっているということはNGというユニットの成長を見届けていると同義だと考えられます。そして今回、そのNG内にて問題が起きてしまいます。それ故に、これまでと同様に見届ける役目として今回美嘉が登場しているのではないでしょうか。
また、未央が駆け出した先に次のカットがありました。
トンボが花から離れていく様子です。似たような構図として今回テントウムシの描写がありました。それと同じような意味でとって良いと思われます。未央が階段を昇っていること、と新たな光を探しに行くことを示唆したシーンからここから未央の物語が大きく動くことが予想できます。
その後、凛と島村さんの様子が映し出されます。
暗闇のなかトライアドプリムスの楽譜を見つめています。未央を追いかけられなかったことによりNGが不安定な状況になってしまったために暗闇を演出しているのではないかと思われます。しかし、それでも凛はトライアドプリムスに惹かれるものがあるようです。
ここで時計に注目すると1話と全く同じ時間になっています。未央を追いかけられなかったことでNGがバラバラになって初めに戻ってしまったと感じでいるのではないでしょうか。その表れのように思えます。
島村さんに関しては光こそあるものの、そこに目を向けることはありません。暗闇なのは凛と同じ理由だとは思いますが、光に目を向けないのは凛と違いNG以外のユニットがなく今後の道について見えていないからだと考えました。しかし、光自体はそこにあることから、これからの島村さんの展開に期待出来るのかもしれません。
未央に関しては、7話と同じで寝そべってはいますが、ここで何かを決意したかのように目を開き起き上がります。先ほどのトンボと花のシーンから考えられるように未央の物語が動いた様子です。7話ではプロデューサーとの話を通じることで誤解に気づき行動し始めますが、今回はしっかり自分で考えた上での行動だと推測出来ます。ここで、未央が自分自身の力で進み始めるという描写が為されています。
時刻は55分を指します。前回は53分であり、全体的に見ればこれまで1分遅れていましたがここで解消されます。2期のテーマが初めて示され、その中でアイドルが今回のお話で葛藤に悩まされつつも大きく成長します。2期前半、後半のテーマをこの話で一気に取り扱ったアナスタシアと未央なんかはその良い例ではないでしょうか。それ故に2分進んでいるのかもしれません。
未央「あー!ちょっと待って!それ、自分で言うから。本田未央、本日より、ソロ活動始めます!よろしく」
プロデューサーがシンデレラプロジェクトのメンバー全員に未央のソロ活動のことを告げようとするも、未央は「自分で言う」という意志を表し、このことを自分の口から発表します。自分の口からソロ活動のことを明かすということは、この決断は自分で決めたことだということの何よりの証であると考えられます。きちんと自分で決め、進んでいることが強調されています。
以上で、考察っぽいなにかを終了します。
感想
P(ぴにゃこら太)ちゃん
唯ちゃんメインで活躍するんですか....!!!
10話でちょろっと出てきた時にはまさかこうなるとは微塵も思わなかった....嬉しい限り
麗奈様フィギュアになってるの面白すぎでしょ
ここでさり気なく(?)奈緒がアニメとかが好きってことが触れられてて嬉しいです。
さて、今回20話は非常に情報量が多かったですね....!!自分の考えをまとめるのに多くの時間がかかってしまいましたが、自分が書きたいことは(言葉選びに失敗してるかもしれないけど)なんとかまとめられたかな、と思います。
島村さんの気持ちがセリフの量に対して表情で多く描かれているのが特に難しかったです。正直うまくまとめられているとは思えませんし、ちょっと本編に書かれてないことを自分の頭のなかで補完しすぎているのではないだろうかとも感じています。あまりそういったことはしないようには努めてはいるのですが....如何せん難しいというか....
記事の初めにも書きましたが、20話から2クール目は後半となります。そのためにやはりテーマが少しずつ変わっていて「自分自身の力で進む」というテーマに「新たな光を探す」というものが加わっているように感じられます。その中できっちり進んでいくアイドルがいる中、島村さんだけはその観点から見ると少し遅れているように思えます。
こう書くとまるで島村さんディスみたいに聞こえてしまうかもしれませんが、そういうつもりではないです。考察っぽいなにかで書いたように、自分は島村さんは他人の笑顔を大切にするがあまりに自分のことについて考えることが苦手になっているのかなぁと思っています。ここまでのお話で島村さんの言葉で笑顔になる人物はいても、苦しくなるような人物はいなかったと思います。そして「新しいことを考えるのは苦手」でも、目の前にあることはきっちり頑張ることが出来るんですよね。プロデューサーが島村さんのスカウトした理由が「笑顔」だったように、今後はその点について島村さんの物語が進んでいくのかな、と現状勝手に思っています。
今回記事内でユニットの呼び方が統一されていないことに違和感を感じた方向け記事についての補足です、基本はNGのように省略して書くのですが、本編で登場する呼び方(ニュージェネ)に合わせて書きたい時だったり、正式名称(New Generations)を書きたい時が今回多くあったために、このようにバラバラになってしまいました。一応理由としてはこんな感じです。自分でも書いててバラバラなのが気になったため記しておきました。
それでは以上で感想を終了いたします。
ここまで読んでくださった方はありがとうございました!