淡さを形に

面白い作品を面白いと言うだけのブログです. たまに考察っぽいことや演出とかに触れることもありますが別段その手のものを勉強しているわけではないのでかなり適当です. Twitterでは@tkihoroloのアカウントにてたまに話してたり話してなかったりします. ブログのアイコンはAnzuChang!ジェネレータ様からです.

KING OF PRISM by PrettyRhythm 考察っぽいなにかと感想

KING OF PRISMを見ての全体的な感想をまとめたものとなります.

この手の記事を書こう書こうと思っていたら色々とタイミングを逃してしまい,だいぶ遅くなってしまいました.

考察っぽいなにかとは銘打っていますが,舞台挨拶だったりオーコメだったり設定集だったりと監督の方が結構その辺りのことは話しているのでほぼほぼ感想です.

また,流石に監督のお話は全て追うことが出来ていないためそれは違うのではみたいなことは多々書いている可能性があるのでご了承ください.

考察っぽいなにか

序盤オバレライブ

初めのシーンはオバレのathletic coreから始まります. RL51話もathletic coreが登場しましたけど,なんだか"""帰ってきた"""という印象を非常に受けると同時に各キャラのCGモデルが一新されててめちゃくちゃかっこ良くなってたりと各キャラの描かれてない部分での成長を感じるシーンでした.

ここで登場するプリズムジャンプもDVDBOX2の購入特典で見たようなのが流れますが,あれを買ったのももう2年前かと思うと中々感慨深いです.ただウサギさんカット林檎が見れるのはあれ限定なので大切にしようと思います.

ここで登場するのがシンくんの反応です.オバレのプリズムジャンプを受ける毎に服が破れていって正直初見時はゲラゲラ笑ってたわけですが,後にこのライブで感銘を受け「世界が輝いて見える」とセリフが出るところからも本当に心の芯からプリズムジャンプに感動を受けたことがわかります.その「心の芯から」というのを表現すべく自分を覆う服が敗れて裸になるという表現が為されていると考えられます.また,今回この「キンプリ」を通じて初めてプリズムジャンプを見る人向けの視点という役割もなされているのかと思います.

二人で行こう! 純愛トキメキサイクリングでは2人乗りの相手になんかRLで見たことあるようなシルエットが見えますね.あとあれはママチャリ漕いでるだけなのになんであんなに面白いのかよくわからないです.月に向かって飛ぶのはなんかすごいET感がありますね.

さて,月に関してですがこのKING OF PRISMでは月が強調されるシーンが非常に多く登場します.今回はこれについても追っていければと思います.月はここまでに2回登場していて1回は冒頭のオバレライブに移るまでのシーン,もう1つが今回のママチャリ月のシーンです.(RLのこの手の感想記事を書いたことがないのでちょっと外れてるかもですが)43話プリズムジャンプでりんねちゃんとジュネ様の対決で背景に月が描かれていたりと「月」という存在をプリズムの煌めきとして象徴してるかのように考えられます.また,今回のKING OF PRISMに関しても月が登場する場合は何かしら「プリズムの煌めき」に関するシーンで扱われているように思えました. それと同時にもう1つ,KING OF PRISMでは月の扱い方が存在しているように思えます.エーデルローズとシュワルツローズ,シンくんとルヰくんのように「太陽と月」のような対比関係での扱いについてです. なので今回の記事では「月」を以上の2つの観点で見て進めていこうと思います.

まず冒頭の月に関しては単純にオバレのライブということでプリズムの煌めきが溢れているという見方でいいのかなという気がします. 次にママチャリ月のシーンです.まずここでのセリフを抜粋します.

ヒロ「ちゃんと掴まってて!」

カヅキ「絶対に離れるなよ!」

コウジ「さあ,僕達と共に行こう!」

(月に向かって自転車で飛びつつ)

全員「2人で行こう!純愛トキメキサイクリング!!」

ここで読み取れることはこのオバレの3人と「共に」月に向かっているという状況ということです.では,このセリフを誰に向かって言っているかと考えると観客(シンくんも含む),メタ的に言ってしまえば視聴者ということになります.そしてこのシーンはというと(後にパッケージ絵とタイトルが挟まれることからも)まだ冒頭のシーンでありまだまだ始まったばかりです.また,シンくんはこれをきっかけにプリズムショーの世界へと興味を持ち始めます.以上のことから冒頭のオバレがプリズムショーの世界(視聴者的にはプリティーリズムの世界観)に連れて行ってくれるという意味を込めて,自転車で一緒に月(プリズムの煌めきが溢れる場所)に向かっているという描写がなされているのではないかと思われます.

ライブ後,シュワルツローズビルのバックに満月が描かれます.これについてはこのシーンにて聖さんが「このままでは....」と言っているようなことからシュワルツとの対比関係を表しているを表しているように感じられます.

この次にシンくんがトキメキサイクリングを跳びます.この時のバックにも満月が描かれますが,世界が輝いて見えるシンくんのジャンプのバックに描かれているというところからもプリズムの煌めきの表現だと思われます.また,ここでシンくんのペンダントが再び光っていますがこれについては後ほど触れることにします. ここで聖さんから発せられる以下のセリフですが

聖「これは.....スタア....!!」

非常にADを感じるセリフですね.これについてはオーコメの方で監督が触れていた気がします.全く知らない状態からいきなりプリズムジャンプを飛ぶことが出来るところからもシンくんのそのポテンシャルが垣間見れるかと思います. この後背景にルヰくんらしき人影が見えます.これについても後で触れます.

シンくんがプリズムショーに興味を持ち,聖さんにスカウトされることでKING OF PRISMの物語がスタートします. それを表すかのようにここでパッケージ絵とタイトルが挟まれます.

パッケージ絵についても後に触れようと思います.

シンくん初エーデルローズ

今回の新キャラ紹介シーンの役割を担っているシーンですね.女性っぽいという印象を受けるけどかわいいと美しいでベクトルが違うユキ様とレオくんだったり,明らかに姉と同じルートを進んでるゼウス♂くんだったり色々面白かったです.ちなみに応援上映での苦手な食べものの件は自分は毎回「生トマト」って言ってました.

さて,お風呂場の山田さん(管理人)登場シーンについでです.山田さん(過去作)に非常に似た石像を出して一瞬驚かせるあの演出には知ってればちょっとニヤリとしますね.入り口に山田さん(管理人)がいない旨を示すミナトくんのセリフもこのシーンのためなのかな,と思います.

ここで山田さんにエーデルローズを案内されますが,本来2人部屋のところを1人で使ったりレッスン用リンクが寂れていたりとRLを見ていたら何が起こったのだろうと非常に疑問に感じるシーンだったかと思います.その理由としては主宰である法月皇が亡くなってしまったからでした.RL内では皇さんが仁に対して主宰をクビにしたりとその抑止力となっていましたが,KING OF PRISMではこの抑止力がなくなった仁が再び登場することで物語が始まります.そこで寂れてしまったエーデルローズを今のオバレが支えてくれているというのも物語内で押さえるポイントかと思います.

ここから礼拝堂のシーンに移ります. 礼拝堂のステンドグラスに注目してみるとジュネ様のジャンプを彷彿させるようなものばかりでした.聖さんはジュネ様を好きであることに気づきましたが,時既に遅くジュネ様自身はその記憶を失っていました.このステンドグラスからはそんな聖さんの想いが込められているのかもしれません.また,ここで登場する石像に注目してみると神崎そなたに非常に似ていますね.こっちの石像はRL内でもちょこちょこ出てた気がします.ステンドグラスといい石像といい非常にプリズムの煌めきを感じる空間となっています.

公園でのシンくんとオバレ

早速ですがここでシンくんとオバレの会話を抜粋します.

ヒロ「シンはどうしてエーデルローズに入ろうと思ったんだい?」

シン「えっ....それは..その.....先日,先輩たちのライブで生まれて初めてプリズムショーを見ました.その時心がときめいたっていうか,ドキドキしたっていうか今まで味わったことのないすごく幸せな気持ちに包まれたんです!(省略)」

このセリフの後にオバレの3人がハッとしたかのようなカットインが入っていることからもシンくんの可能性になにか感じるところがあった様子です. ここのシンくんのセリフですけど「それは..その....」からちょっとタメが入って決意したかのように表情が変わって「先日先輩たちのライブで~~」って繋げてるのがすごい良いですよね.ちょっと後の「頼むぞ!」に対する返答にも同じことが言えます.この些細な表情変化が入ることによってシンくんの性格が如実に感じられて好きなシーンの1つです.

ここでシンくんから「どうやったらあんなに素晴らしいショーが出来るんですか」という質問をオバレにします.これを答えるときのオバレの3人は各々違う方向を向いて答えています.ここの意図はオーコメで話していたので気になった方は確認してもらえればなと思います.オーコメ聞かずにこういう記事を書いてたら自分ではこの意図に気付かずにスルーしてしまったと思います.非常に興味深いお話が聞けました.

ここからの過去回想ですが,押さえるべきシーンは確実に押さえていてかつ無駄なシーンが本当にないんですよね.ヒロの境遇,ヒロとコウジがどうやってここまできたのか,ヒロがコウジにどこまでこだわっているのか,pride,カヅキ先輩の立ち位置,「逃げる」というワードだったりと多くのポイントが存在し,ここをちゃんと抑えておくと(結構先のシーンになっちゃいますけど)カヅキ先輩が挑戦にのってしまう理由やコウジとの別れでのヒロ様の気持ち,ルヰくんがprideを歌うことの衝撃であったりと全て説明をつけることができます.このシーンのどっかを切ったとしたら確実にRLを見たことのない人が置いて行かれてしまうって言いいたくなるくらい綺麗なまとめ方で非常に感嘆します.過去回想についてはRLについてなので今回はあまり細かく触れずに進めようと思います.

過去回想を終えると次のような会話がありました.

ヒロ 「今いるメンバーはみんなとても才能に溢れているんだけど,俺たちに少し遠慮がちなところがあってね」

カヅキ 「お前がグイグイ引っ張ってやってくれ!」

後のお風呂のシーンでもシンくんは「少しは遠慮したらどうだ」と言われますが,ここではむしろその遠慮をしない姿勢を褒められています. 「遠慮をしない」という言い方だとマイナスなイメージになってしまいますが,「(自分の気持ちを伝えられる)真っ直ぐさ」と言い換えるとシンくんの素直かつ純粋な性格にマッチするものになるのかなと思います.

さて,ここでも背景にルヰくんっぽい人影が登場します.冒頭のルヰくんっぽい人影も併せて次のシーンで触れようと思います.

シンくんとルヰくんの出会い

ルヰくんと出会い,ベンチに座ると画面下部にキラメキのような表現が登場します.突然現れたり,見た目だったりからも不思議な雰囲気が醸し出していますが,このようなところからも他のキャラクターとは違うということが伝わってきます.

ここからルヰくんから渡されたペンダントの件に入ります. シンくんがルヰくんにペンダントを返そうとするとそれに呼応したかのようにルヰくんのイヤリングが反応します. ここでイヤリングとペンダントのデザインについて少し触れて見ようと思います.本編内でじっくり見れるカットがあんまりないので設定集とか持ってる人はそれ(更に言えば29ページ)を見てもらえると嬉しいです.

まずペンダントについてですが小さい赤い丸と黒の弧で1つの円を表しているものと,それを対比するかのように小さい青い丸と白い弧で1つの円を表しているものがあります. 次にイヤリングに注目すると青い小さい丸に透明な弧で1つの円を表しているものでペンダントのデザインと非常に似ています.ここで気になるのはこのイヤリングが片耳にしかつけられていないことです.イヤリングというと2つで1セットが通常かと思われますが,ルヰくんのイヤリングが片方しか存在していません.ここでペンダントのデザインを考えると恐らくもう片方のイヤリングは小さい赤い丸と透明な弧で構成されているものがあるということが想像できます.

ここで赤と青,白と黒についての比較ですが,太陽と月という対比だと考えることが出来そうです.単純に色からでも考えられますが,本編を通してシンくん,エーデルローズが太陽側,ルヰくん,シュワルツローズ側が月という構図からも考えられそうです. では赤と白が太陽,青と黒が月という前提で話を進めます.先ほど「小さい赤い丸と黒の弧で1つの円」,「小さい青い丸と白い弧」と述べましたが,先述した前提に当てはめると月食と日食を表しているのかなと考えられます.つまり,太陽と月が出会う時と言い換えられます.となるとシンくんとルヰくんの出会いとも言い換えられ,初めて会った夜の日にこれを渡したということを考えると辻褄が合いそうな気もします.正確には月食は太陽によって出来る地球の影なのでここまでの論は外れている可能性がありますが..... そしてイヤリングの「青い小さい丸に透明な弧」という点についですが,青い丸は月だとして,透明な弧は単純に無(特に何かを表しているわけではない)と思います.なので単純に月のイヤリングということでしょうか.恐らくもう一対は太陽のイヤリングと考えられます.

そしてKING OF PRISM最後の最後のシーンのルヰくんのセリフに「1000年の時空を超えて君に会いに来たんだよ」とあります.一応ジョークとは言ってますが大抵こういうのは多少の比喩はあれどまるまる全部ジョークということはないので,これを前提に話を進めます.(1000年前というと平安時代~~みたいな話がありますが,ちょっと自分はその辺りの話は出来ないので今回は触れないことにします.でもなにか1つ触れるならルヰくんの「ヰ」が「い」のカタカナではなく昔使われていた「ゐ」のカタカナなのでそこらへんは関係あるかもしれません.)

本当に1000年前かはともかく,少なくとも長い間会うことが探し求めているということが考えられます.本編内では明確に語られていませんが(ホタルからは察することは出来なくもないけど....?),シンくんとルヰくんが出会ったのは七夕という設定があるそうです.七夕というと織姫と彦星が1年に1回会える日として扱われていますが,それとルヰくんとシンくんの出会いを重ねているのかなと考えられそうです.また,このことからルヰくんが月のイヤリングしかしていないのは太陽(シンくん)を探し求めていることを示しているのだと思われます.

また,シンくんとルヰくんが再び出会っているのは夕方というのもポイントだと考えられ,夕方というのは昼と夜の中間,つまり太陽と月の狭間を示しているのかなと考えられます.つまりその太陽と月の狭間とシンくんとルヰくんの再会を重ねていると言えそうです.今までルヰくんが冒頭の背景やオバレがいた公園の背景に存在していましたが,その時の時刻は前者は夜,後者は昼であり,太陽か月の一方が存在する状態でした. といってもシンくんとルヰくんが初めて会った時は夜だったではないかという話になりますが,あの時点ではシンくんはプリズムショーについては「スケートみたいなやつ」という認識しかありませんでした.シンくんが「太陽」の象徴として扱われるのは飽くまでもプリズムショーに興味を持った後であり,初めてルヰくんと会った時点ではそれを満たしていないように思えます.その為初めて会った時はルヰくんを表す夜だったのかなと考えられそうです.

さて,話がだいぶ本編から逸れてしまったので戻ります. 最後に触れたのがルヰくんのイヤリングが光った時のシーンなので,次は初めて会ったときの過去回想シーンに移ります. ここでのルヰくんの登場シーンですが,背景に満月が存在します.これについては単純にルヰくんを示すものだと思われます.ホタルが多く登場すると同時に月が暗く描かれることからもここにどれだけ光が集まっているかが感じられます.

ルヰくんが登場した場所の下に薔薇形状をしたものが見られますが,これはルヰくんの「美しさ」を表現したものと言えそうですかね?.ただちょっと自分の中ではこれについてはあまり考えがまとまっていません.

ここでルヰくんが泣き出すのは先述したようにやっと探し求めていたシンくんに出会えたからだと思われます.BD特装版に付いてる台本を見てみると「嬉し泣き」と書いてあるので少なくとも悲しくて涙を流しているわけではないようです.

ここで回想シーンから戻り,次のような場面がありました.

シン「こちらこそありがとう」

ルヰ「えっ?」

シン「君のおかげでぼくは世界がキラキラ輝いて見えるようになったんだ.そうだ!僕エーデルローズに――」

シンがルヰに抱きしめられる

ルヰくんとしてはやはりここでシンくんがプリズムショーに興味を持ってくれたことに対しての喜び,嬉しさのようなものがありそれ故の抱擁だと思います.ここの抱擁シーンでは画面の周りにプリズムの煌めきが表現されています.そしてよく見てみると抱擁シーンの前後で背景の川の煌めきの描写が異なっており,後者の方が非常に煌めいています.ここの煌めきのシーンに関しては確証を持って言えないですが,ルヰくんのその感情が表れているのかなと思います.

ここでシンくんの首筋を触っている件,もといシンくんの最後のライブシーンで見れる首裏の月のあざに関してですけど,色々考えてみてもちょっと自分にはどうしても考えがまとまらなかったのでこの記事では深く触れないでおきます.ルヰくんとシンくんの謎がここにあって,今後の伏線なのかなというところです.

オバレ3人の食事

コウジくんが作ってくれた美味しそうな料理が並べられ,深夜にキンプリを見に行った方はここでちょっとお腹が空いてしまった方とかも少なくないのでじゃないでしょうか.

この料理の1品1品の名前が非常に長く,元々キンプリ自体の尺が短いのにここで時間を使わなくてもいいのではないかと一瞬思ってしまいますが,この長い料理名を言うことでコウジくんの料理スキルがすさまじいということを表現しないと今度はそのコウジくんの料理を尊敬しているミナトくんのキャラが活かしづらいので,そのためにもやっぱりここのめちゃくちゃ長い料理名は必要なのかなと考えられます.

ここでカヅキ先輩とヒロ様が料理を食べる順番が違うのも面白い点ですよね.性格の差がよく表れている瞬間です.

お風呂 & その後のアイキャッチまで

BDだとちゃんとカゴがどいてましたね....!

ここでシンくんが女湯と間違えるわけですが,これによりレオくんやユキ様の一見女性と間違えるほどかわいかったり美しかったりという部分を描写しているように思えます. お風呂のシーンではシンくんの下半身が遠慮してない感じになっていますが,女性と勘違いしていたと考えれば非常に納得がいきますね.

また,ここで転んだ時の「ギャフン」も非常にAD感がありますね.

お風呂のシーンの後,考えこむオバレ3人の姿が描かれます.料理シーンでコウジくんに「後で大事な話がある」と言われた後と考えるとどれだけ重大な話をされたのかが伝わってくるシーンです.

次に聖さんと冷さんが話すシーンです. ここのシーンではセリフとは別に画面にはRLで活躍していた女の子達の成長した姿が垣間見れます. 冒頭でエーデルローズが廃れた話の際にべる様とかどうしたの??という疑問もここで解決されます. また,なるちゃんもディアクラウンの店長として頑張っているそうです.(よかった)

この後にシュワルツビルの背景に月が描かれますが今回は満月ではありません. この月を三日月として捉えるのか月食として捉えるのかで何を表しているのかが変わってくるかなと思います. 三日月と月食の差については他で調べてもらえると嬉しいんですけど,簡単に書くなら円の半分から変化しているもの(外側の弧が半円周になっているもの)が三日月でそうでないものが月食です. 大抵の作品だとその差にあまりこだわりはなく三日月として描かれているけれども実際の変化に則してない(円の半分から変化してない)場合が多かったりします.特徴は極端に見せた方がわかりやすいですし,そこまでこだわらない方が通常だと個人的には思います.

それでもKING OF PRISMは月を多く見せるシーンが多くあるのでここはちょっと月食の線も考えてみてもいいのかなというのと,RL43話だと本当に円の半分から変化させてたような気がするのでその差異を気にしている可能性はあってもおかしくないかなという気はします.ただヒロ様の「情熱熱風スターライトキス」での「グッナイ」で登場する月は恐らく三日月であっても現実のものには則していなかったりと本当にどっちで捉えるべきかという懸念はあります.

また,KING OF PRISMで登場する満月でない月はここのシーンとEZ DO DANCEが終わった後のシュワルツビルでも描かれます.なのでついでにそこについてもこの描写について触れてみようと思います.

これを三日月として捉えるなら,プリズムの煌めきが完全ではないものを示していることになるのかなと思います.シュワルツローズを表す月だとしたらここで欠けるのはタイミングが合わない気がします. 両方のシーンの共通点としてその直後にシュワルツのトランプアイドルが登場します.少し後のシーンですがコウジくんから「プリズムショーはみんなを笑顔にすることが出来るんだ」というセリフが登場します.(シンくんがプリズムショーは楽しいという発言に対してのセリフなので,ここの「みんな」はショーをしている自分自身も含まれていると思います.)ですがシュワルツのトランプアイドルがこれに当てはまっているかというとこの時両方の仁のセリフにあるように「(ショーの間は)笑顔を絶やすな」と言われていました.つまり「みんなを笑顔にするプリズムショー」にも関わらず「自分が笑顔になることを強制する」という差が見られ,その点においてプリズムの煌めきが欠けているのを表現すべく三日月になっているのかと思います.

ではこれを月食として捉えるならエーデルローズとシュワルツの対立を表しているのかなと思います.初めのシーンは聖さんと仁の対立,2回目はEZ DO DANCEのようにエーデルローズとシュワルツローズのアイドルが戦った(?)ことを表しているとも考えられなくもないです.ただ,それにしては2回目の月食シーンの登場がEZ DO DANCEシーンよりちょっと遅い(その間にヒロと聖の話が入る)のとそもそもこの対立を表すなら,THEそれを表現しているシーンであるEZ DO DANCEの直前,直後のシーンのどちらかで出さない理由もないのではということが思い浮かびます.

上記のことを考えると個人的には三日月として捉えたほうが辻褄が合いやすいのではないかと思います.

三日月だとして更に深読みをすると満月と三日月の移り変わりがこんな早いわけないから別の時間軸なのではとか考えられなくもないですが,それを言い出してしまうと結論をつけるのが非常に難しくなる且つここだけ時間軸を別にする理由が現状あまり思い浮かばないということから完全に想像の範疇の話になってしまうため,単純にこれは演出の1つであるということで自分はとどめておきます.

さて,話を戻して,このシーンを最後にアイキャッチが入り,前半シーンが終了となります. このアイキャッチを見ると「あ,もうすぐEZ DO DANCEだ」って思ってワクワクしてきますよね.

アレク VS カヅキ & シンとコウジの対決

アイキャッチ後のシーンでシュワルツがどんな体制でアイドルを育成しているかを見ることが出来るシーンが挟まれます.カズオカケルが「プリズムスターの工場だな」と比喩しているのも納得出来るくらい機械的,且つ大量に行ってます.ここの試練をSクリア出来るアレクサンダーってどんだけすごいんだという.完全に余談ですが,自分はキンプリ新キャラ内だったらカケルが1番すきです.

タイガとカヅキ先輩の会話シーンに移り,その会話を引用します.

タイガ 「カヅキさん,一体なにやってんすか」

カヅキ 「なにって,ここは俺がちっちゃい頃から踊ってきたなじみの場所だ」

タイガ 「こんなドブネズミが集まるところで高みの見物っすか」

カヅキ 「何言ってんだよ」

タイガ 「最近生ぬるいって言ってんすよ」

カヅキ 「! と,突然どうしちまったんだ.そんなこと言ってないで一緒に軽く汗でも流そうぜ!」

タイガ 「あなたは!俺の知ってる仁科カヅキなんかじゃない!!今のカヅキ先輩なら倒せるっす」

ここでもう1つ,アレクが登場した時の会話を引用します.

アレクサンダー 「アイドル気取りでヘラヘラ女に媚売りやがって....ストリート系の地位をどこまで落とせば気が済むんだ」

タイガ「!」

タイガはこの会話の前後でアレクサンダーに対して「おめえ!誰に向かって口きいてやがんだ」,「カヅキ先輩がおめーに負けるわけねーだろ」と飽くまでもアレクサンダーとは対立しているのですが,上記の会話だけ唯一ハッとしたかのような表情が描かれます.これの原因としては上記で引用したカヅキ先輩との会話である「最近生ぬるいって言ってんすよ」,「俺の知ってる仁科カヅキなんかじゃない!!」から来ており,タイガ自身も最近のカヅキ先輩はストリート系ではないという意識があることが推測できます.このことはストリート系が集まる高架下にカヅキ先輩がいることに対して 「こんなドブネズミが集まるところで高みの見物っすか」と言っていることからも「最近生ぬるくなりストリート系とは変わってきてるのに今更なんでこんな場所にいるのか」という思いがあるのかと思います. 全然関係ないですけど,「今のカヅキ先輩なら倒せるっす」とかアレクサンダーの意見に同じ持ちつつも,いざそのアレクサンダーが対決しようとすると「カヅキ先輩がおめーに負けるわけねーだろ」と言っていたりと心の根底ではやっぱりカヅキ先輩のことを慕っているのが垣間見れて非常に良いシーンでしたね.

ここでカヅキ先輩はアレクの挑戦から他のメンバーに迷惑をかけるからと一度は引こうとしますがアレクサンダーの次の一言で勝負を受けてしまいます.

アレクサンダー 「フッ....逃げるのか?」

ここでパット見では安い挑発に乗ってしまったように見えますが,RLではヒロに対して「逃げる」と言ったり言われたりとこの単語には非常に因縁があります.KING OF PRISM内での回想ではヒロに対して「ここで逃げたらみんな悲しむぜ」というセリフを発しているシーンが流れていました.それ故にこの言葉を言われてしまった以上引くことが出来なかったのだと思います.

では次にEZ DO DANCEシーンです.

RL内で冷さんも踊ってましたしストリート系と言えばやっぱこの曲ですね. 敢えて触れなくても良い気もしますけど,歌詞が始まるときのカヅキ先輩とアレクのカットインの区切り線の色とかバトルスーツの色が白と黒が使われていて色つかいの面でも対立構造が描写されているのだなぁと感じます.武内くんのボイスがすごいかっこいい.

曲中に次のようなカケルのセリフが登場します.

カケル 「さすがはあの殺人マシーンをクリアしただけのことはあるな....」

このシーンがカケルの1番大好きなシーンなんですよね.見た目や話し方からわかるように基本的にチャラいが根はオタク気質という設定があるのですが,その「オタク気質」の部分がここで急に声色が低くなったり,メガネの裏の真剣な眼差しに覗かせていて,そんなような理由でこのシーンが1番すきです.

さて,ここでのアレク VS カヅキの結果についてです. まずウィンドミルリビテーションについてはそれに対抗してアレクがヘッドスピンリビテーションを放っていました.明確には描かれていませんがヘッドスピンリビテーションを見た際のカケルとタイガが驚いているあたり恐らくヘッドスピンの方が上,少なくとも引き分けレベルだったかと思われます.そして,初めのプリズムジャンプ,バーニングスプラッシュでは数値で明確に示されていたように僅かにアレクサンダーに負けていました.そしてその次のバーニングソードブレイカーに関してもアレクの鋼の6PackCoreワンダーに敗れています.つまりここの勝負ではカヅキ先輩はアレクに対して色々な要素で負けていました.そしてそこでカヅキ先輩取った手段がブレイキングダウンバーストボンバー,つまり勝つためではなく"負けないための"自爆をしたと考えられます.これによって結果は引き分けまで持ち込むことが出来ました.それを察してかこの後アレクが「逃げたな....」と言っています.

では次にシンとコウジくんの対決(?)です. RLの頃では考えられないセメ顔コウジくんが見れるわけですが,ここで注目すべきはシンくんのプリズムジャンプでしょうか.まだプリズムショーをしたことがないシンくんがプリズムジャンプを,しかも無限ハグ(!)をやってのけコウジくんに「ヒロと初めてショーをした時の....!」と言わせるほどのものであり,シンくんのポテンシャルが如何に高いかが伝わってくるシーンです.

そしてこのショー後コウジくんは新曲,Over the Sunshine!をシンくんに譲ります.元々はOver The Rainbowの新曲として用意していた曲であり,しかもタイトルからわかるようにユニット名にある「虹(Rainbow)」よりももっと先の「太陽(Sunshine)」を超えるようなそんな曲です.コウジくんがハリウッドに旅立ち,残ったメンバーもこれを受け取らなかった以上これを誰に託すかという問題がありました.しかし,先述したようにこの曲はコウジくんの想いが大きく詰まっている以上そうやすやすと譲れるものでもありません.そんなところに登場したのがコウジくんが初めてヒロ様とショーをしたときのプリズムの煌めきを思い出させるほど有望な後輩であるシンくんであり,「この歌はキミにもらってほしいんだ」とコウジくんが言うほどでした.このシーンではそんなコウジくんの想いとそれに応えられるほど有望なシンくんが見れるシーンだったかと思えます.

この後,聖さんとヒロ様の会話シーンに移ります. ヒロ様自身はコウジくんの意志を尊重すべく,応援するという結論をつけました.またその後の行動についても聖さんが果たせなかったプリズムキングカップを目指すことを決意しています.

また,ここでカヅキ先輩が「話がある」ということで部屋に入ってきます.ここについては最後の次回予告(?)で触れられており,エーデルローズをやめるという旨でした.タイガからは「生ぬるい」と言われ,アレクからは「アイドル気取りでヘラヘラ女に媚売りやがって....ストリート系の地位をどこまで落とせば気が済むんだ」と言われ,対決しても負けない勝負までしか持ち込むことが出来なかったことを受け,カヅキ先輩なりに考えた結果がタイガ,アレクのセリフの原因にあたるアカデミー系(エーデルローズ)をやめるというものなのだと考えられます.

ローズパーティまでのシーン

ここでカケルが登場しますが,服装がエーデルローズのものになっており,シュワルツローズ制服の着こなしと比べ非常に崩れています.服だけでなくニンマリとした笑顔もそうですがこういうチャラいカケルを出せるのはやっぱりエーデルローズだけであり,カケル自身この場所が気に入ってるということが読み取れそうです.そしてシンくんのお尻を触るのは筋肉的なアレをみてるのかそういうコミュニケーションなのか果たしていったい.

ミナトくんが料理番のときはみんなが揃う,シンくんの嫌いなセロリを入れても美味しいと言わせる,コウジくんの秘伝のレシピを教えてもらったというところからその料理スキルの高さが伺えます.

コウジくんの記者会見の後,ヒロ様の回想に入ります. ここで先程のOver the Sunshine!を渡す件になりますが,ヒロ様はそれを受け取らずprideで戦う旨を告げます.ここで敢えて受け取らなかったのはそのちょっと前にある「いつまでもコウジに甘えているわけにはいかないしな」というセリフが起因しているかと思います.ここでコウジくんが作ってくれた新曲でプリズムキングカップに臨んでしまうと結局それはコウジくんに甘えていることとなってしまいます.だからこそ,既にある曲のみでプリズムキングカップに臨むことでこれ以上コウジくんに甘えずにやっていくという意思表示故かと考えられます.

また,カヅキ先輩はカヅキ先輩でプリズムストーンに向かい,元祖ストリートの冷さんに何かをお願いしにいきます.きっとアレクとの勝負結果を受けて,特訓的なそれを頼みに行ったのかなと読み取れそうです.(ここで千里さんらしき人が赤ちゃんらしきものを抱えてますが色々考えるとわけわからんことになるのでこれはもう考えないでおきましょう)

ローズパーティ

ローズパーティのシーンになると満月が描かれます.なんとなくですけどここの満月だけ他と比べて小さく描かれてる気がするんですよね.根拠を示せと言われてもアレなので完全に勘なので気のせいかもしれませんが,一応ここまで出てきた満月を見返してもなんとなく小さい気がします. 仮に本当に小さく描かれているとして話を進めるなら,プリズムの煌めきはちゃんと集まりつつもコウジくんのハリウッド行きを受けて観客が悲しみに暮れているからという理由なのかと思います. 小さく描かれていないとしてもやはりここにはオバレの3人がいるためにプリズムの煌めきが集まっているのではないでしょうか.

そういえばこれ他の人に言われるまで忘れてたんですけどどファンディスクのドラマパートを受けてちゃんとカヅキ先輩の丈が短くなってるんですよね.見てる時気づかなかったのでなるほどって感じです.

Flavor内ではカヅキ先輩の女装だったり家庭科準備室に偶然ありそうな食材を使った料理シーンなどが見れますがプリズムジャンプの方に注目していきましょう.

登場するのはお馴染みの電車,パラダイスからハリウッドへと行き先が変わります.パラダイスと比べて行き先のプレートがシンプルなのもまた別れを感じさせますね.

全然違う話になっちゃいますけど,今までプリティーリズム見たことないって人ってこの電車の印象がすごい強いんですね.自分としては「あっ例の電車だ」くらいのノリでしたが,連れて行った人は大抵「突然電車が出たんだけどなんだったの」って言ってた気がします.

ここのコウジくんを送るシーンなんですけど,ヒロ様泣きそうになっちゃうんですよね....!!コウジくんに涙は見せないように我慢してるんですけど,見送った後はやっぱり我慢できずに泣いちゃうのが本当によかったです....!!ここまでのセリフでヒロ様はコウジくんの意志を尊重,自分もまたいつまでもコウジくんに甘えないようにとしていたわけですが,やっぱり別れのシーンともなると自分の本当の気持ちが溢れて走って電車を追ってしまうのだと思います.本当にね,良いシーンだった....!ここで3人が星座として現れるわけですが,初めはヒロ様1人,今度はコウジくんと2人で,最後はオバレの3人でという経過がまた感慨深いです.

ここでエーデルローズがしんだ(カケル談)後,シンくんの番だと聖さんが声をかけます.コウジくんがいなくなったことで会場の観客はみんな泣いてしまいます.ここでコウジくんの「プリズムショーはみんなを笑顔にするんだ」というセリフを思い出し,またペンダントも「キミの番だ」と言わんばかりに光りはじめ,シンくんはプリズムショーをやることを決意します.

ここのOver the Sunshine!の振り付けが本当にかっこいいんですよ....!!!!ここまでのプリズムショーはママチャリやら腹筋でなんかどうしても笑っちゃうものばかりでしたが,ここで一気にカッコいいものが登場します. また,ここで途中にオバレ(コウジくんも遠くから)のメンバーがシンくんを助けにきてくれます.プリズムショーはみんなを笑顔にするとありましたが,オバレも例に漏れず笑顔になり登場してくれます.

ちなみにここのシーンでイチオシの場所があるんですけど,「同じ場所にあるよ」のところのヒロ様の前髪の揺れかたがめちゃんこカッコいいのでぜひ見てみてください.むっちゃカッコいいです.カッコいい以外の語彙を失う.

そしてここでシンくんの新技「プリズムラッシュ」が登場し,観客のみんなを笑顔にしていきます.ノリとしてはプリズムライブのそれと同じ系統という認識でいいのでしょうか.しかしシンくんどこまでもポテンシャルが高いですね.エーデルローズのみんなも初めてプリズムショーに出会った時の気持ちにさせてしまうほどです.

そしてここでシンくんのプリズムジャンプ内でRLのCGライブがダイジェストで流れます.自分がプリティーリズムに興味を持ったきっかけがRLからだったので今回のシンくんのプリズムジャンプのテーマである「初めてプリズムショーに出会った時のこと」というのにめちゃくちゃピッタリはまってしまって初見時はこのダイジェストでボロボロ泣いてた覚えがあります.いやほんとにRLで毎週1週間1週間焦らされてたの楽しかったです.

シンくんがとんだジャンプは歌詞と同じタイトルで「Over the Sunshine!」でした(ここで首裏の痣が確認できます).ここでのセリフどおりみんなを笑顔にすることが出来ました.「愛をいっぱい届けるね」というセリフもそのとおりちゃんとハートを送ることで演出がなされていますし,最後にエーデルローズのみんなが駆け寄った際にもハートでハートが描かれています.プリズムショーはなんて素晴らしいんだ.

グロリアスシュワルツ

ここでも満月が登場します.恐らく単純にシュワルツを象徴するものとして描かれているのかなと思います. ここで登場する「世の中に残るのは記憶じゃない!記録なのだ!」というセリフが個人的に結構印象深かったりします.

ドラマチックLOVE

EDに関してはひたすらドラマチックLOVEが素晴らしいということしか言えないので省略します.

次回予告

次回予告については割とここまでのもので割と触れた気がするので上記にない部分だけ書きます.

本編内でprideで戦うと宣言したヒロ様ですが,次回予告内にてルヰくんに取られてしまっています.これについて次回作があるならばヒロ様がどうしていくのか楽しみです. ここでの「オリジナリティなどいらん!所詮どれもが何かのパクリ!ならばコピーして潰してしまえばいい」という仁のセリフも個人的に中々印象深いです.

また,ジュネ様をについて再び闘いが起きます.KING OF PRISM内で仁が「聖....絶対に許さん....貴様から全てを奪ってやるまでは」と言っているところやRLの時のを引きずってるところが起因しているのかなと思います.

パッケージ絵

せっかくなのでパッケージ絵にも触れてみましょう. これについてです.

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虹をバックにいるオバレの3人と満月をバックに背中合わせに座るシンくんとルヰくんの構図です.

まずはオバレの3人から触れてみましょう. 3人共各々違う方向を向いていることがわかります.ここで本編を思い出してみるとコウジくんはハリウッドへ,カヅキ先輩はエーデルローズを辞め,ヒロ様はこのまま居残りプリズムキングカップを目指すことになりました.つまり,みんな違う方向に歩み始めていることがわかります.そのために各々向いている方向が異なるのかなと思います.

また,背景の虹についでですが,本編内のコウジくんのセリフに

コウジ 「オーバーザレインボーは永遠に続く希望の虹.僕達の友情は決して壊れることはない」

というのがありました.このことから考えるとこの背景の虹は進む方向は違ってもオバレの3人の友情は壊れることはなく続いていくということを表しているのかなと思います.

次にシンくんとルヰくんです. まずここで注目したいのはシンくんだけスケート靴が一緒に描かれているという点です.本編ではプリズムショーのことを「スケートみたいなやつ」としか認識していないシンくんとプリズムショーに興味を持ったシンくんが存在します.ここでスケート靴が一緒に描かれているということは後者のシンくんを描いているのだと考えられます.プリズムショーに興味を持ったシンくんはいざやってみると非常にポテンシャルが高く強いプリズムの煌めきを持っていました.ルヰくんに関しても明確には描かれていませんがその扱いから強いプリズムの煌めきを持っていることがわかります.そこでそれを象徴すべく背景に満月が描かれているのかと思います.また,本編内でシンくんとルヰくんの対比を表すべく背中合わせなのかと考えられます.

全体的な感想

自分が初めてキンプリを見たのが公開から1週間後(公開日付近の日にどうしても外せない予定があった)くらいなのでもう半年近く経つんですね....!初めは本当に続編作られるのかなとか,そもそも円盤も発売されるのかなとか,色々心配でしたが無事円盤も発売され,まさかの4DXまで登場し,これを書いてる現在(2016年7月末)でも未だに公開している映画館があり,ファンとしては嬉しい限りです.(あとは次回作確定してくれると本当に嬉しいです.)

4DXを合わせて結局19回くらい見に行ったのかなと思います.これよりもっといっぱい見てる人もたくさんいますが同じ映画を複数回見るということをあまりしない人だったため自分にしてはだいぶ行った気がします.(今まで複数回見に行ったのがせいぜいガルパンを4回,アイカツ!が3回ってくらいだった)

自分がRLをリアタイしてたころには話せる人が周りにほぼほぼいなくて悲しみにくれていましたが,キンプリを通じてRL自体にも興味を持ってくれる方が増え,今このタイミングでRLの話を出来る環境が出来るようになっているのがすごく不思議な感覚です.オバレの特典映像のためにレインボーライブのDVDBOX後半を買ったのも懐かしいです.

結局シンくんの痣やだったりルヰくんの正体だったりあのペンダントはなんだったのかみたいな謎が自分では回答出来なかったがちょっと心残りです.あと,設定資料集であったシンくんの髪と目と私服の色の謎もよくわかってません.せいぜい髪がりんねちゃんと同じで目がジュネ様と一緒くらいしか結び付けられませんでした.(そう考えるとあれだけシンくんが強いのも納得がいきますね) 私服の色は一瞬オバレカラーが全部あるのかと思いましたが,コウジくんの紫がなかったのでムムムという感じでした.

本当にキンプリはずっと笑ってましたし,初見時だとアレクの腹筋が1番衝撃に残ってました.未だによくわからないけど本当に面白かったです.技名もなんか倒れるだけで腹筋が鍛えられるアレに似てますしね.確か6回目くらいまで笑いをこらえようとしても負けてちょっと声が出ちゃった気がします.

プリティーリズムとかしらないけど....」って感じだった周りの人たちも誘ったらついてきてくれめちゃくちゃ笑ってくれて楽しんでくれたり,帰りにすぐCDを買ってくれたり,挙句の果てにきちんとBDまで買ってくれたりと本当に満足してくれて嬉しかったです.また,自分の予定がちょっと詰まっててキツかったときもこれ終わったらキンプリ行くぞ~~と思ったらがんばれたことがあったりある種色々支えられてた気がします.

月並みな言葉になってしまいますが,KING OF PRISMに,そしてそれを作ってくださったスタッフの方にありがとうございますと伝えたいです.