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淡さを形に

作品を通して自分が感じたことや個人的な解釈を話していることが多いです。リンクに「このブログについて」というページがあるので読んでもらえると嬉しいです。@tkihoroloのアカウントでTwitterにてお話しているのでよろしければお願いします。

劇場版アイカツスターズ! 感想

劇場版アイカツスターズ! と 同時上映 アイカツ! ねらわれた魔法のアイカツ!カードの感想記事です.

覚えてる部分のざっとした感想が主です.最初に少しだけネタバレなしの感想を書いています.

以下からが本文です.

ざっとしたネタバレなし感想

初めにネタバレなしの感想をざっと書くならアイカツ!,並びにアイカツスターズ!自体を知らない状態で見ても十分楽しめるストーリー構成になっていたと感じられます.

アイカツ!パートでは所謂ドタバタコメディの面が強く描かれているので初見であっても特に気にならないと思います.総括ということもあり登場キャラが多いですが名前も出るので多分なんとかなるでしょう.

アイカツスターズ!パートでは4月から始まったこともありますが,初めにキャラ,世界観の説明きちんと入っているので「初見だから楽しめない」ということはないと思ってます. 上記で挙げたストーリー構成もそうですが,パット見でその凄さがわかるCGの綺麗さ(キャラのモデリングやモーションもだけど服の質感だったりライブ演出だったり)であったり,細かな演出も凝らされていたりとアイカツスターズ!,もとい「アイカツ!」というコンテンツの魅力がぎゅっと詰まっていて,もしも今「アイカツ,気になるんだよね」という方がいらしたら是非公開中に劇場に足を運んでもらえたらなと思います.

程度はもちろん人によりますが,「面白かった」とはきっと思えるはずです.入門編という言い方も変ですが,アイカツスターズ!を見始めるきっかけに非常に適しているので気になってる方は是非これを機にしてください.

あとは女の子同士の'‘'友情’‘'の表現がとあるシーンで結構攻めたものがあるのでそういう絡みが好きな方は確実に数日は脳内に残るでしょう.

以上がネタバレなしの感想です.以下の文ではもちろんながら視聴したことを前提に書いているので(もう公開から1ヶ月経ち,上映してる館も減ってきてしまいましたが)本当に少しでも気になってる方はすぐ見てくれると嬉しいです.

アイカツ! ねらわれた魔法のアイカツ!カード 感想

今回の映画の魅力

先述しましたが今回のアイカツ!はドタバタコメディを主軸に進み,やはりそこにはアイカツ!の魅力に溢れていました. ミュージックアワードではCGライブシーンの,その前の劇場版アイカツ!ではシリアスシーンの魅力が特に詰め込まれていましたが,今回はまた別の魅力について特に描かれているように感じられます.

アイカツ!の魅力といえば色々挙げられますが,その中に各キャラ真面目に取り組んでるのに端から見ると「これはなにをやっているんだ??」みたいな,一言にするなら「カオス」っぽさという点が挙げられるように思えます.

例えば崖上りであったり,木を伐採したり,スタアニのライブ回では大砲で人を撃つカットだったり,ドリアカのトレーニング施設だったりと挙げていけばキリがないほどカオスさが醸し出されているシーンが存在します.

今では見慣れてしまいむしろアイカツ!の代名詞ともなっているような描写もありますが,それでもやはり初見時には「どういうことなんだ???」という感情,蘭ちゃん的に言えば「これアイカツか?」という気持ちになっていたと思います.少なくとも自分は初見時はずいぶんぶっ飛んだ表現をするなぁとよく思ってました.

そんなアイカツ!の「カオス性」ですが,上記のような「よくよく考えるとどういうことなんだこれは」という要素がたくさん存在します.また,劇中劇ということ,他の撮影中のアイドルも巻き込んでしまおうという点もそれを更に加速させていたように思えます.

例えばジュラシック学園のシーンですが,いきなり恐竜が出てきて始めるという部分.アニメを見てるとなんか慣れてしまいすぐ順応出来てしまいますが,もしも特に慣れがなかったらここで先ほどの蘭ちゃんのセリフが実際に使われているように「これアイカツか?」という気持ちになっていたのかなぁと思います.

この他のシーンで特にカオス性が顕著になっていたのはまドリアカのドラゴン戦闘シーンやジョニー先生との宇宙戦闘シーンでしょうか.普通のアイドルアニメであったらドラゴンと戦うのかという部分だったり,宇宙戦闘シーンではもはやアイドルという枠を超えているように感じられますが,これもアイカツ!魅力の1つであり「うんうんこれもまたアイカツだね」という一言に尽きます.ここでの作画がめちゃくちゃ手が込んでるというのも更にこれを助長させます.ここまででドラゴンだったり色々なものが劇中に登場しますが「最新鋭のアイカツシステムのおかげ」という言葉が劇中内で名言されることによりきちんとこのめちゃくちゃな状況の裏付けがなされていて,その丁寧さを感じます.

余談ですがニュータイプ的な効果音が鳴るとやっぱアイカツ!サンライズ作品だなとか感じますね.あと,あかりちゃんがジョニー先生の攻撃を避ける際,撃ち落とすとかはではなく回避行動のみでファンネル的なアレを破壊しているのも良かったです.こういう細かなところにアイカツっぽさが表れている気がします.あとは攻撃したとしてもユニコーンの角がお尻にささるとかのコミカルな表現で終わってるところとかも同じことが言えそうでしょうか.

25人総出演ライブ

非常に華やかなステージになっていたのはもう敢えて言葉にしなくても伝わるかと思います.いや….ほんと….すごかった….!! アイカツ!最終回から約5ヶ月,久々に見るメンバーが全員で,あのCGのクオリティで,テーマ曲であるアイドル活動を歌うとなるとまぁもうただただ圧倒されます.

ただただ圧倒されるんですがここでよくよく考えてみると,今までやったことない25人が一斉でテーマ曲をアイドル活動を歌う,しかもその場はその後継作であるアイカツスターズ!の同時上映であり本当に最後のバトンを渡す瞬間なんですよね.

確かにあまりのクオリティに圧倒されるライブで今まで活動してきたスキップスであったりトライスターであったり,その他ユニットでなくてもある程度関わりがあったメンバーにところどころ注目したシーンが存在しなんだかちょっと懐かしいような,または久々にこのメンバーで集まってるシーンが見れて嬉しいなどなど色々な気持ちが溢れてきます.溢れてくるんですけど,さっきのとおり作品として本当に最後のバトンを渡す瞬間であり,そのことを意識すると同じシーンでもまた違った感想が出てきます.

あと,こうすごいめちゃくちゃ個人的な感想なんですけど,このライブを見て「え!?まどかちゃんってこんなにかわいいんだ!!!!!」って再認識しました.あとさりげにここねちゃんを上手く活かしてて面白かったです.

その他雑感

まず初めのシーンでユリカ様が魔法のアイカツ!カードを奪いにきたシーンです.なんでも願いが叶うお宝というテーマ自体は結構定番だとは思いますが,じゃあその願いを奪いにきた相手を撃退するために使おうって発想が今までにありそうでなくてすごく面白いなと思った瞬間です.ののちゃんを治すために願いを使っていることから魔法のアイカツ!カードが1回限りのものではないことはわかるのですがこのシーンではまだその説明はありません.やっぱりその手のアイテムは1つしか願いを叶えない(もしくは数が限られてる)という図式が視聴者の脳内に暗黙的にあって,それを相手を撃退するために使っていいの!?っていうある種の驚きがあり,その意表を突かれた感覚がとても面白かったです.

また,同シーンにてあかりちゃんがユリカ様を撃退する願いを叶えようとした瞬間にユリカ様から願いはもっと大切に使いなさいとごもっともな意見をもらい,手本を見せるから貸してごらんなさいとなるわけですが,ここであかりちゃんは疑いもせずカードを渡してしまいます.さて,もう1つ挙げたいシーンがあってジョニー先生のとの(地上での)バトルシーンです.このシーンにてジョニー先生のダンダンス帝国を作るという野望に対してあかりちゃんは1回「楽しそう」と肯定するんですよね.以上の2点があかりちゃんの'‘'良い子さ’‘'じゃないですけど,純真さが如実に表れててめちゃくりゃすきです.

あとおとめちゃんの刀ですかね.アイカツ!で本物の刀が出るとは思えないし,でも抜刀シーンがあるしで何が出るんだろうとちょっとわくわくするわけですが,まぁ刀にフォークをつけようって発想が普通出ないですよね….!単純にこの発想力に驚いて楽しめました.傘に刀とかはあっても刀にフォークの発想はすごい.

崖上りのシーンに関してはなんというかもはやノルマ達成というか,先述したカオスさという視点とある意味で本当の最終回である今回でTHEアイカツを象徴する両方の役割を果たしていたように思えます.

さて,ここまで散々実質最終回みたいなことを書いてきましたが,EDがSTART DASH SENSATIONなのも注目すべき点なのかと思います.劇場版アイカツ!でも同じドット絵EDが使われ,その時の楽曲は今までのEDのメドレーでした.今回も同じEDという扱いなのに何故本編でOPとして使われている楽曲が使われているかということについてです.ここでSTART DASH SENSATIONの歌詞を抜粋します.

「今日が生まれかわるセンセイション」

「スタートライン」

「今わたし達が 駆け抜ける毎日も 懐かしくなるのかな」

など今頑張ってこれから先もずっと走り抜けていくようなイメージを彷彿させる歌詞がふんだんに詰め込まれています.実質最終回という扱いでこの「これから先も走り抜ける」ような楽曲を使うことで,彼女達の物語はここで終わっているのではなくずっとずっと続いていっていることを示唆する故かと考えられます.

アイカツスターズ

ゆめとローラ

この表題もアレですが,今回の映画の主軸がこの2人なのでまずはこの2人の描写を中心に触れていきます.

序盤

まず触れたいのは序盤にセリフ外でもさりげなく(?)絡みが多いというところです.例えばオイルを塗る時は他のメンバーは1人でやっているのに対してゆめとローラは2人でやっていたり,所謂カップルジュース的なことをしていたりとまぁいちゃこらやってて見てる側としては楽しいのでいいのですが,ここでちゃんときっちり2人の仲の良さを描いている(しかもいつもより距離が近めに)というのがアイカツスターズ自体初見でもわかるようなストーリー構成の丁寧さが見える瞬間なのかなと思います.しかしこの辺の描写,普通に見るとめちゃくちゃ距離が近いはずなのに映画を見終わるとジャブに感じる….!

あと劇中であこちゃんが明言してますがオイルを塗ることを指摘するのは真昼ちゃん,小春ちゃんの美組なんですよね.単純にそのまま海で遊ぶ描写を入れるのではなく,敢えてそこで美組の2人が注意することで美組の美に対する姿勢を描いていたり,且つ現実世界においてもアイドルは日焼け対策するようにそれを描写することでアイカツスターズ!の世界観の繊細さを支えているのかなと感じられます.

また,2人の行き違いシーンまで特定のアイドル2人が絡むシーンってゆめとローラ以外ほとんどない(あこちゃんとこはるちゃんのヤドカリの件くらいだった気がする)という点も初見でもわかりやすい2人の仲の良さを強調するべくなのかなと思われます.

行き違いシーン

とりあえず先に演出面というか背景だったりについてです.

ざっとになりますが,天候についてです.行き違いシーンに入る前にふっと空が曇りになるカットが入り,本格的にケンカっぽくなってくると雨が降ってきたりとこれから先の展開の不穏さであったり,お互いの心情であったりとが描写されているかと思います.このシーンから転換する際に雫が葉に1粒落ちるカットが挿まれますが,こういうところも一旦落ち着きはしたものの行き違い自体は解消されていないことを表現する故なのかと考えられます.

それともう1つ影の演出が存在し,曇ることによって全体が暗くなるのもそうなのですが,ゆめちゃんとローラが話してる場所って明かりが灯っている通行道ではなくそこからちょっと外れた場所(全体的に影がかっている場所)という点です.これも先ほどの曇りと同じ効果をもたらしているように感じられます.また,曇りが雨になったように影にも変化が起きていて,会話の不穏度に合わせて(具体的にはゆめちゃんのひめ先輩に対する想いを改めて聞いてから)更に濃い色の影が描かれるようになっていました.(下記画像参照)

こういう細かい部分もきっちり描かれているところからもアイカツスターズ!その丁寧さが伝わってくるのかなと思います.

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では本題の会話のシーンについてです.

ここの前提としてですが,ローラは学園長から極秘事項としてゆめちゃんがひめ先輩とのユニット候補にあがっているということを聞かされているという点です.アイスクリーム屋のシーンでゆめとローラがほぼほぼ当然の如く2人でオーディションに出ようとなっていました.(正確にはゆめちゃんが当然のように思ってて口にしたところをローラが乗っかっていますがその想いは同じだと思います)ここで大事なのが「ほぼほぼ当然の如く」という点で,序盤に非常に仲がいいように描かれていたことにも加えて2人の中ではパートナーはほぼ決まっていたようなものです.それくらい仲がよかったと言えます.

ではその仲がいいことが何に繋がったかというとローラはゆめちゃんのためを想っちゃうんですよね.今回のオーディションに合格すればS4と同じステージに立つことが出来ます.ゆめちゃんは憧れのS4(特にひめ先輩)と同じステージに立ちたいからこそ今回のオーディションに対して頑張ろうとしています.しかし,自分がゆめちゃんとペアを組むことさえ諦めればゆめちゃんがその憧れのひめ先輩と一緒にこれからステージに立つことが出来ると知らされているローラはゆめちゃんを想ったが故に自分の気持ちを諦めてしまいます.もちろん悩みに悩み続けていたわけですが,ゆめちゃんの口からひめ先輩とステージに立ちたいとの言葉を改めて聞くことで(ゆめちゃん的にはオーディション合格後の話ですが),自分の気持ちよりもゆめちゃんを優先してしまいます.ローラがゆめちゃんのことを想ったが故にペアを組まないことを選んだときのもう…..この絶妙な言葉の足らなさときたら,最高でしたね.

別に学園長の話を言ってしまえばいいのではとも思いますが,中1という年齢で自分が通ってる学校の学園長から極秘事項を話されたとしてそれを言いふらすかというと中々難しいのかなと思っています.飽くまでもこの思いは視聴者視点であるから発生してしまうのであり,実際に学校の1番偉い人に言われたらこれを破って人に言おうと思うのは中々少数のように思えます.これは個人的な感覚なのでアレですが.

さて,ここで「はっきり言って発声だってまだまだ」というセリフがローラから出てきます.ここで思い返してみると本編内でゆめちゃん,ローラ,真昼ちゃんの3人の歌声に注目するシーンが存在します.ローラと真昼ちゃんはトレーニングにて,ゆめちゃんは岬にてマオリちゃんのために歌ったシーンです.では肝心のその上手さはというと決してゆめちゃんが大きく劣っているわけではないんですよね.ローラ自身はともかく,真昼ちゃんはそのローラから褒められていたことから発声が上手いということがわかります.そしてゆめちゃんはマオリちゃんのために歌った際,マオリちゃんが感動したのに加え鳥すらも集めてしまうほどでした.これだけ見るとむしろ劣っているのかという問すら怪しくなってきます.そのことを考えると「はっきり言って発声だってまだまだ」というセリフは(多少は本当の部分はあると思いますが)全部が全部本心というわけではなくゆめちゃんに自分とペアを組むことを諦めさせるために出た必死の言葉なのだと思うとすごくいいセリフじゃないですか….!!ローラの気持ちがここに詰まっているのかなとも感じられます.

仲直り(自分の本心に気づく)

まず本心に気づいてはいないけれど見え隠しているシーンについてです.

ローラに関しては単純にゆめちゃんとやっているハイタッチをつい真昼ちゃんにやろうとしていたシーンが顕著かと思います.

ゆめちゃんに関しては個人的に岬のシーンだと考えています.ゆめちゃんとローラの行き違いシーンの前に片耳ずつイヤホンをつけて課題曲を聞いていたことは印象に強かったと思いますが,行き違い後,岬でのゆめちゃんはイヤホンを片方しかつけていないというところです.1人で聞いているのに,また休憩中にも関わらず両耳にイヤホンをつけずにこの時すらも片方しかつけていない,しかも現状オーディションに出るつもりはないのにそれでも課題曲を聞いていました.片方しかイヤホンをつけていないことからこの時のゆめちゃんにはパートナーがいない状況を強調し,課題曲を聞くことでローラとオーディションに出たかったという本心が表れているのかなと感じられます.

あともう1つ,ゆめちゃんのポケットにちぎれたネックレスがずっと入ってる点です.事実だけ見ればまぁせやなという感じなのですが,行き違いが起きた次の日,M4の撮影中に偶然近くまで来てしまったときにポケットに注目するカットが挿入されます.(ポケットが映されたときのセリフもそれ関連のものだった気がしますがちょっと忘れてしまいました)

なんでこれポケットに注目してるのかな,とか思っていたわけですが,その次の日岬でローラと会う際にポケットからネックレスを取り出してるカットが存在しました.そのことを考えるとここと重ねていたのかなと思います.

さて,ローラは真昼ちゃんに本心を言われることで,ゆめちゃんはマオリちゃんのおばあちゃんに「みんなを笑顔にするためにはまず自分が笑顔になる」という言葉を受け,ゆめちゃんは隣にローラがいる光景(!!!)を思い浮かべます.お互いの本心に気づいたことで岬のシーンに移ります.

時刻は夕方で,昼時点で締め切りがアレっぽいのにこれでオーディションに間に合うのだろうかとかちょっと野暮なことをいいたくなりますが間に合ってるので気にしないでおきます.ローラ,ゆめちゃんのカラーが青,赤でその中間点(会う瞬間)を時刻を表すと朝と夜の中間で夕方なのかなとも一瞬考えましたがちょっと深読み感ありますね.単純に考えるなら時刻変化だったり(ちょっと言い方が雑ですが)映えるからなんて理由かなと思います.

さて,ここで流れるスタートライン!のアレンジですがここで歌詞を引用します.

「輝きたい衝動に 素直でいよう」

「ココロの声を聞いて」

などなど自分の心に素直でいることを基調とした歌詞になっています.では今の状況を改めて確認してみると,ゆめちゃんとローラが自分の本当のキモチに気づいてそれに素直に従っていると言えます.この点についてスタートライン!との一致を感じられます.

さて,問題の(?)シーンですが,もうこのシーンについてはごちゃごちゃ言えることがないというか圧倒的ゆめロラ力で制圧されるというかなんというかこう….よくここまで攻めたシーンにしましたね!!!ありがとう!!!ございます!!!!確実に死者を出すシーンだったし,数日ゆめロラゆめロラとうなされるし,これ以降ゆめロラに過敏になる症状まである.すごい衝撃を受けました.まぁそれは置いておいて

このシーン,お互い本当に自分でいいのかを再確認してて

「私で、良いの?」「ゆめがいいの!」

「本当に私で良いの?」「ローラがいいの!」

ってなんだもうこれ!!考えようとしても脳が「は〜〜最高かよ」という言葉で埋められる.おたくはすぐ最高かよと言う.

まぁでもこう,元々は組もうと思ってたところを1回行き違いが起きて離れてしまったところを考えると

「(1回は断って発声もまだまだとか言ってたけど)私で、良いの?」

っていう再確認と

「(こっちから一方的にバラバラにしちゃったのに)本当に私で良いの?」

という再確認なのかなと思ってます.

ローラが一方的にゆめちゃんとのペアを解消したということをゆめちゃん視点から考えると「ローラは自分と組みたくないと思っている(自分は組みたいと思ってるけど)」,となりローラ視点からすると「ゆめは自分と組みたいと思っていた(でもその後どう思ってるかは知らない)」という状況です.だからこそゆめちゃんからのローラが組みたいと思ってくれさえいればペアが組めるので質問は「私で、良いの?」となります.しかし,ローラ視点からするとゆめちゃんから「私で、良いの?」というある種肯定の答えが返ってきつつもやはり1回ペアを解消しちゃったしせっかく似合うと思って買ってくれたネックレスも壊してしまったしで罪悪感に似たものがあると思ってます.それを含めて「本当に私で良いの?」という「本当に」という一言が加わるのかなという気がします.なんにせよ素晴らしいシーンなので壁紙にしたいしはやくBDで無限にリピートしたい.

その後

POPCORN DREAMING♪だったりEDで登場するネックレスを2人でブレスレットに変えてるシーンだったり,飛行機で手を繋いじゃったりだとかなんかもう尊いとかしか言えないです.EDのカット,セブンイレブンで9月25日まで写真のそれと同じくらいのクオリティで印刷出来るので気になる方は「アイカツスターズ プリントキャラマイド」とかで検索してみるといいかもしれません.めちゃくちゃきれいなので満足します.2人なら最強です.

ゆめとローラの話じゃないですけどEDのカットは舞台裏が知れて,劇中ではお仕事の面ばかりだったけどちゃんと楽しんでるんだなぁとか,あこちゃんはやっぱりスバルくん応援しにいくよなぁだとか,マオリちゃんとアイドルの出し物を回ってるんだなぁとか色々補完されててこれがあるかないかで相当変わってきます.3日間本当に楽しんできたんだなぁ.

その他雑感

最初のライブなんですけど,オーラが出ると同時に各キャラがモチーフの色で縁取りされてるんですよね.例えばゆめちゃんだったら赤だし,ローラだったら青だったりです.もう1つ同時に注目するシーンがあって,伝説のドレスの言い伝えのシーンです.その中に伝説のドレスを着る2人のアイドルのカットがあるわけですが,他が黒色の影に対して2人のアイドルは各々顔の影の色がちょっと違って赤と青になっていました.赤と青というとマオリちゃんのおばあちゃんもそうですが,さっき挙げたゆめちゃんとローラのモチーフカラーが思い出されて,そういうめちゃくちゃ細かいカットでさりげなく表現してるものなんだなぁと感じました.

グリッターを手に入れた時(ごめんなさいちょっと違うかもです)だったかに,あこちゃんだけネコの鳴き声SEとネコ型のワイプで同時に出てくるシーンだとかは遊び心に溢れてましたよね.ああいうのすきです.ちなみにゆめちゃんが丸型のワイプでローラがトゲトゲしたワイプだった気がします.一人ひとり異なってる細かさ.

ゆめちゃんがS6の妄想をしてたお店のメニュー,酢昆布アイスだったり金平糖,たい焼きだったりなんだかこれまでの物語で見たことあるようなメニューばかりでしたね.

あと,岬にてマオリちゃんからチューしてもらったときのゆめちゃんの「ほあ〜」の声のトーンがめちゃくちゃすきです.かわいい….かわいくない….?

そういえばあこちゃん宝の地図,実際には観光用というオチだったわけですがそれを踏まえて改めて地図を見ると確かに一発で観光用ということを察せたりするんですよね(下記図参照).本当に宝だったらご丁寧に何ヶ国語も対応しないよなぁという. f:id:tkihorolo:20160912210625p:plain

話は変わりますけどゆめロラが強すぎただけであこちゃんと小春ちゃんも結構いちゃついてますよね.特にEDの飛行機とか飛行機とか飛行機とか.多分あこちゃん的にはスバルくんの夢を見てそうですが.

そういえばS4のライブ前の演技,すごく綺麗でした.指揮に合わせて光のエフェクトがあるとめちゃくちゃ映えますね.

今回真昼ちゃんはローラに対して身を引いていて,それ故に今回の物語が成り立っているわけですが,真昼ちゃん的にはやはりS4(お姉ちゃん)と同じ舞台に立ちたいという気持ちはやはりあったと思います.歌組の強力なローラと組めばその可能性は確かにグンと上がるのは目に見えるわけですが,その上で身を引いてローラとゆめちゃんを組ませてると考えると,劇中で「真昼は優しいから」と夜空先輩が言っていたのも納得出来そうです.

映画の〆は5人でジャンプしたシーンで終わりますが,このシーンからもキャラ自体も成長中で歌詞を借りるなら小さな身体で猛ダッシュしているのだなと感じますし,アイカツスターズ!自体まだ5ヶ月でこれからどんどん進んでいくんだなぁと非常に楽しみにしております.

総括

自分はフォトカツをやっていないのでアイカツ!は最終話以来ずっとご無沙汰していて久しぶりに新規で動く姿が見れて非常に楽しかったです.アイカツスターズ!も今回の劇場版を通して非常にアツくなれて自分の中での距離がすごく縮まったなと思います.そういう意味で本当に今回見れてよかったですし,これからもますます応援していきたいなぁと感じました.テレビの方も今展開が怒涛のようの勢いですからね.楽しみです.

ネタバレなしの感想ですが,今回の映画はアイカツ!アイカツスターズ!どちらもぎゅっと各々の魅力が詰め込まれていましたし,ストーリー構成も演出も非常に細かくて見たことない人でも非常におすすめしたい作品となっていました.これを機にアイカツスターズ!を見る方が増えてくれると嬉しいです.とても満足出来て熱量にあふれてる作品でした.ありがとうございました!

ではこんな感じで終了したいと思います.