淡さを形に

面白い作品を面白いと言うだけのブログです.考えたことの備忘録として使うのが主 .考察っぽいことや演出とかに触れることもありますが別段その手のものを勉強しているわけではないのでかなり適当です. Twitterでは@tkihoroloのアカウントにてたまに話してたり話してなかったりします.コメント等あればTwitterにリプ投げてくれると嬉しいです.

シンデレラガールズ第四話 考察っぽいなにかと感想

シンデレラガールズ第四話について、自分が思ったこと、考えたことについてまとめていこうと思います。
所謂キャラ紹介回みたいなものであったので、「このカットがこのキャラのこういう性格を表してるのかな?」とか、そんなことが多く書いてあると思います。一部の画像に関してはニコニコのエコノミーの状態でPrtScしてるので画質はご容赦ください....

それでは始めていきましょう。


 

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わざわざ書くことであるのかと言われると言い返せませんが、30(未央)だなぁとか思っただけですね!

みくの登場シーンまで移りましょう。

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カメラに写っていることがわかるとすぐにネコミミをつける描写から、みくはネコキャラを売りにしていることがわかります。今までの話でもネコキャラということはわかりますが、キャラ紹介回なので改めてといった感じですね。

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お尻をアップにされているカットでサービスシーンっぽくも見えます。そういう一面も、もちろんあると思います。ただ自分はまだ他にも意味があるかなと考えました。ゲームを触れている方なら知っているとは思いますが、みくは仕事でネコキャラになる時は尻尾もつけています。今回は急遽カメラを向けられたということで尻尾はつけていませんが、それを意識した動きになっていると思います、この時、凛が「意外と真面目?」と言うように、尻尾が無くても動きをやるあたり真面目だったり、この後のシーンでも真面目であることがわかるシーンが出てきます。
未央に「あ、カメラまだ回ってた」と言われて急いで対応して、三人から「おおー!」と言われる辺り、そういう一面も出ている気がします。


レッスン場のシーンに移ります。

 

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お話しを聞いていると上目遣いの方法だったり、(多分)セクシーなポーズを教えていることがわかります。莉嘉はおませな感じを、みりあちゃんは、上目遣いを真似したりと、よくわかってないけどとりあえず真似しているような子供っぽさを強調されています。

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そしてそれを見た4人の反応ですね。みくだけ赤面していることがわかります。そしてカメラを止めるように言い、莉嘉に「なんてこと教えてるの!」と注意します。ここからもみくの真面目さというものが表現されていると思うんですよね。
そして未央が「ふんふん」と頷いています。3話の衣装室での反応を見る限り、未央はこういうものには割りとノリノリなので、それ故の反応かもしれません。

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PR動画の撮影とわかったときの二人ですね。莉嘉がセクシーなポーズをした後、みりあちゃんが「それなら私も出来るよ」と真似をします。ここでも先ほどの、おませな感じと、よくわかってないけど真似する子供っぽさ、純粋さというものが表現されていると思われます。みりあちゃんの子供っぽさについては、カメラに気づいたらすぐ駆け寄ってくる描写や「PR動画って何したら良いのかな?」というセリフからも表れているのかな、と。
この後みくに「子供にはまだ早いにゃ!そんなのよりかわいいネコのポーズ!」と言われた時に莉嘉は「えーなんか子供っぽい」と返します。こういうところにもおませな感じが出ていますね。

いざ自分のPR動画を作ろうとした時、莉嘉は「お姉ちゃんみたいなの!」と言ってTOKIMEKIエスカレートのダンスを始めます。自分のPR動画であるにも関わらず、姉の真似をすると言うところや、後に「夢はお姉ちゃんみたいになること」と言っていたり、姉を意識していることがわかります。みりあちゃんが真似をばかりするように、莉嘉もまた姉を真似することを示されています。ここまでのおませなシーンもその表れと言えるでしょう。
途中で歌詞を覚えていないのか鼻歌になっちゃう辺り、まだまだ子供だということを表現していそうではあります。


莉嘉のTOKIMEKIエスカレートの真似の時にみりあちゃんが「すごーい!私もやるー!」と言って駆けつけた描写や、莉嘉のPR動画無内に入ってきて自分のアピールをするもあんまり具体的なことが出てこなかったりと、先ほどから示されている子供っぽさを示していそうです。

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莉嘉の真似の時に「次はみくが出るもん」と呟いています。莉嘉のTOKIMEKIエスカレートを見ることで、未央たち3人が先にステージに上がったことを思い返しての発言だと考えられそうです。悔しさを持って、次は自分が出ると決意するところも真面目なことを表す1つのポイントになりそうです。

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カメラ全面が2人の顔で埋まっちゃうシーンを多く入れることで、ゲームの属性であるパッションっぽさ、活発さ、元気さであったり、子供っぽさを表現しているように思えます。
ここまでの表現で、後に未央が「いやー若いってすごいわ~子供パワー恐るべし」と言っちゃうくらいには、元気さが表れていたと思います。

では、シーンを進めて行きましょう。

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怪獣姿のきらりに出会った時の未央ですね。カメラを下から上に動かしているところから高身長なことが良く表されています。ゲームではカードによって違うけど、初期登場では182センチだったかな?

 

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そしてそのきらりに抱えられているているのが杏ですね。確かにきらりは身長が高いけど、それでも杏の小ささも表れています。139センチだしね。

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同じ画にいるとその差がよくわかるかと。
身長もですが、仕事に対する反応にも比較があります。
きらりは「お仕事いっぱいおにゃーしゃー☆」と頼むのに対し

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「仕事なんてやってられるかーーー!!」といって杏は逃げてしまいます。こういったように見た目や性格も真反対なコンビだからこそ魅力があるのかもしれません。

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ところで、ここでなんで後ろの通行人を描いたんですかね?さっきまで別に描いてなかったのに、いきなり描かれていたから何か理由があるのかな?と思ったけど、ちょっとわからなかったなって。考え過ぎなのかな?

では次のシーンに行きましょう。

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カメラに映されても、智絵里は端っこにしか映らない辺り、恥ずかしがり屋なことがよくわかります。

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最終的に髪だけしか映らなくなっちゃいます。

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かな子はお菓子作りが得意なので、お菓子を画面全体に描くことでそれが強調されていますね。3話でもお菓子が描かれていたように、今のところかな子が出るときはお菓子は大抵持っています。
シンデレラガールズ」は、キャラも多いので新規の方にちゃんとアイドルを覚えてもらうよう何度も特徴を反復させている丁寧な印象を受けますね。みりあちゃんと莉嘉のシーンでも「子供っぽさ」を何度も描いていたのもその一つと言えるでしょう。

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お菓子とお茶につられて撮影のことを忘れてカメラを置いてしまうカットが入るのが個人的に好みだったりします。ただカメラを置くのではなく、カメラ視点として描くことで、置かれたことが強調されてわかりやすいというか。

未央「お菓子作るのって大変じゃない?」
かな子「そんなことないよ。好きだし、こうやってみんなで楽しくお喋りできるし。」

 未央とかな子でこんな会話がありました。現時点ではこの会話については何も言うことは無いのですが、もしかしたら、かな子回が来た時に重要になるかな?と直感で思ったので記しておきました。お菓子作りは大変と定義した後に、作ること自体が好きであったり、みんなで楽しくなれるためならば大変では無いと答えているように思えます。これは「みんなで楽しめることに繋がるなら大変なことも頑張れる」ということに言い換えられ、今後示されていく可能性があるのではないかと考えました。
もちろん先ほど述べたように完全に直感なので、考え過ぎか見当外れかもしれませんけどね。

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PR動画でメモを使っていることがわかります。3話で本番のことを考えるだけで緊張するという智絵里のセリフや今回のメモからわかるように、非常に緊張しいな性格として描かれています。その緊張しいな性格の中でも必死に頑張っている姿が、このシーンによく表れています。

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メモが風に吹き飛ばされ、がっかりしていた時にかな子から四つ葉のクローバー型のクッキーを貰った時の表情です。自然と出た笑顔が非常に素敵ですね。仕事とは関係ない、緊張していない状況では素敵な表情を見せることが出来ることを示しているように思えます。先ほどの緊張する中、メモを使ってでも一生懸命仕事をする姿や、四つ葉のクローバー型のクッキーを貰って「良いことあるかも」と笑顔を見せたりと、智絵里の小動物的な魅力がこの短いシーンの中にたくさん散りばめられていると思います。
また、首元に四つ葉のクローバーのアクセサリーをつけていたり、先ほどのクッキーなど、四つ葉のクローバーが好きなことが表現されていますね。
智絵里のアピールポイントがたくさん示されていてすごく丁寧に作られているなぁと、もう何回記事内で丁寧と言ったか覚えてませんが、それくらい感じます。
2人ともゲームではキュートタイプのため笑顔が象徴的に描かれていたね。

では、続けていきましょう。
蘭子の手紙の意味について悩んでいる時に出てきたカットです。

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1枚目では楓さんが見切れていたポスターを、2枚目では楓さん一人を映したカットとなっております。
ではなぜ別にしたのか?ちょっと考えていこうと思います。
1枚目の茜ちゃん、川島さん、美嘉については2~3話で多く出てたので、新規の方でも印象に残っていると思います。1話冒頭の「お願い!シンデレラ」でも登場していました。黒髪ロングの紗枝さんについては2話のカフェでのシーンでインタビューを受けていましたね。

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実はきらりと杏が出ていたシーンのここでも紗枝さんと茜ちゃんは登場しています。小ネタですが左側に姉御もいます!

短髪でドヤ顔をしている幸子は1話冒頭の「お願い!シンデレラ」と、2話でちょびっとだけ背景に映っていたりします。他はポスターとかでしょうね。
と、ここまでで1枚目の画像にいるキャラクターは仕事もこなしていて、「シンデレラガールズ」という作品の中では有名であるということがわかります。

では、楓さんだけが別の理由とは。
1話の記事や2話の記事で自分が話したことをもう一度簡潔に話す事になりますが、楓さんはここまで描かれているアイドルの中でトップのポジションにいることが示されています。一番わかりやすい例を挙げるならば、1話冒頭の「お願い!シンデレラ」ですね。1枚目の有名として扱われているキャラも踊っている中、楓さんはセンターとして踊っています。
他の例を挙げるならば、これも1話ですが、島村さんが公園で凛ちゃんとお話ししてたときに「きれいな衣装を着れてキラキラしたステージに立っててお姫様みたいであんな風になれたらいいな・・・・って」と楓さんを指して喋る場所であったり、2話では未央が「楓さんにも会えちゃったりして-!!」と真っ先に楓さんの名前を言っていたり、アイドルの象徴的存在として描かれています。簡潔にお話ししただけなので、大雑把ですがこの辺りが気になった方は自分が書いた1話2話の記事を読んでいただけると嬉しいです....!稚拙な記事ではありますが、少なくとも今よりはこの事について具体的に話しています。
話は戻りまして....
以上のように、楓さんはアイドルの象徴的存在、トップとして扱われているからこそ、別カットで1人だけ映っているのだと自分は考えました。

新田ちゃんとアーニャに突撃インタビューした時のシーンに移りましょう。
ここでは未央が言っていたようにオロオロとした反応ではなく、しっかりと落ち着いて対応しています。
2話で新田ちゃんは「新田美波です。よろしくお願いします。メンバーでは、ちょっとだけお姉さんになるのかな」と自己紹介しています。その言葉のとおり、お姉さんとして慌てる事無く対応しているのを表現しているように思えます。

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新田ちゃんのインタビューの後にアイコンタクトをしています。アーニャが躓くことなくインタビュー出来ています。
どちらもクールタイプのため落ち着いた印象を持てますね。

未央の思いつきにより、2人の違ったPRを作る事になります。

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エアラクロスをさせることで、息を切らせ汗をかかせることで、新田ちゃんの持つ艶っぽさを表現しているように思えます。

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画像では非常にわかりにくいですが、この時カメラが一瞬下に動き、胸がセンターに映るようになっています。こういうところも艶っぽさの表現と考えられる気がします。

アーニャのチアガール姿というのは素直さというものを表現していると考えました。普通、入り口前でコスプレのような格好をするのは恥ずかしがるものですが、アーニャは未央の要求にそのまま応えチアガール姿になっております。

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2人のPR後には、観客が集まって来ています。既に魅力的なアイドルとしてここで描かれているからこそ、最後の部分でユニットを組むことになったと言えるような気がします。


かな子と智絵里のPR動画を撮った後に時計のカットが1つ

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新田ちゃんとアーニャのPR動画を撮った後に時計のカットが2つありました。

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これに関しては、何かメッセージがあるわけではなく、時間の流れを表現するためにあったように思えます。この時計のカットが入るのは全て蘭子からの手紙に関してのシーンの後になります。蘭子からのメッセージは「黄昏に天使の声響くとき~~」でした。ここから時刻は夕方であることが推測出来ます。なので、今は夕方ではないと示すための始めのカット、そして夕方になったことを表すために残りのカットが入ったのだと思われます。夕方のカットを2回入れているのは、その間に未央達3人が走っているカットがあるように、メッセージを読み解くために奔走していることを表していると考えられます。

蘭子のPR動画シーンに移りましょう。
蘭子のキャラ描写については....ご覧のとおり所謂典型的な中二病というやつですね。黒い衣装・傘に、独特な言葉遣い、かっこよさげなポーズと少し見るだけで、強く印象に残ります。そのためか、他のキャラよりも若干紹介時間が少ないような気もしないでもないです。
独特な言葉遣い(公式で熊本弁って言っちゃいましたね)はそのうち脳内でざっとですが同時翻訳出来るようになるので、新規の方は何言ってるんだろうと不安に思わなくても大丈夫です。

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最後の傘を忘れてしまうシーンによって素が出てしまったときの蘭子を描写しています。つい素が出たときも、蘭子の魅力の1つになっております。

ではシーンを移りましょう。

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未央が「働いた働いた~」と言った後に働かずに下に隠れている杏を映しています。こういう対比がちょっと面白いなとおもいました。

では李衣菜のシーンに移りましょう。

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まず、それっぽく身体を動かしているのもポイントですが、チラッと見て、注目を浴びているなと確認してから行動に移すのが自分に酔っている様子を表している気がします。

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そしてヘッドホンを外し、ドヤ顔で「この感じ、良いロックだったなぁ」とこれみよがしにアピールしています。自分はロックをわかっているぞ、と周りに示しているかのような立ち振舞いです。

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「やっぱロックだよな~うん」と更にアピールするかのように3人に近づいていきます。そしてやはりドヤ顔。

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島村さんが「PR動画です」と近づいてくるときにも、これを待っていたと言わんばかりにチラ見をします。

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インタビューをしてほしいというアピールをさっきからさり気なく(?)しているけれど、飽くまでもインタビューをされたという体にしたいからか、わざとらしく「あぁ~そんなのあったね~」と呟きます。

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カメラを向けられた瞬間、「やれやれ」と言いたげな表情であると同時に心なしか嬉しそうです。

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インタビューを受けると、
「はぁ~気づいたらロックに身を任せちゃってたっていうか。やっぱ、ロックなアイドルの性ってやつかな」とまたまた周りアピールするようにカッコつけています。

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相手から「へぇー」と関心したような反応がくると、「キマった」とばかりのこのニンマリした笑顔。「カッコいいです」と島村さんに言われ更にニンマリします。

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「まぁ、私がデビューしたらスターになっちゃうから、この動画お宝ものだね」と完全に酔いしれた表情で言っちゃいます。ここまでアピールが上手くいっているのでご満悦の様子ですね。

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「そしてライブで伝説を残す!」と決めた後にすぐに3人から反応がないからかちょっと焦り気味です。

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「私の事注目しといたほうが良いかもね」と最後はきっちり決めたあとやはり、ニンマリ笑顔をこぼしてしまいます。
凛ちゃんから質問されたとき、嬉しさからなのか若干耳が動いているのもポイントです。ただし、その質問は李衣菜のボロを出すきっかけになるのですが....

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「おすすめの曲とかあるの?」と具体的な質問が来た途端、自分に酔いしれてた表情が崩れました。挙句の果てに「ロックっていうのは人に聞くもんじゃないっていうか....そう自分がロックだって思ったらロックなんだよ」と服や髪をいじりだして完全に落ち着きが無くなった状態になってしまいます。

と、ここまで李衣菜のPRの流れを追ってきました。チラ見だったり、ドヤ顔だったり動きの一つ一つに「これぞ李衣菜だ」と言わんばかりに凝縮されています。るーりぃ(李衣菜の声優の青木瑠璃子さん)の演技も上手で、李衣菜の調子に乗ってるときや、「ギクッ」と戸惑ってしまったときの声のトーンが状況にぴったりで素晴らしかったです。セリフもとりあえずそれっぽく「ロック」と言っているだけなので、にわかっぽさという李衣菜の魅力が非常に出ています。この少しの間に多田李衣菜とはどんな人物であるかという描写が、本当に沢山溢れています。製作陣に李衣菜が大好きな人がいるのかってくらい、にわかで知ったかぶっちゃう「多田李衣菜」の魅力とそのかわいさをふんだんに詰め込まれていました。見てて大変面白かったです。ありがとうございます。

蘭子を想像上の典型的な中二病とするなら、李衣菜は現実でありえそうな中二病といった感じでした。そんな2人を連続して登場させることでお互いの特徴を強調していたのかもしれません。

では李衣菜のシーンから先に進みましょう。

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杏は働かないキャラクターということは既に描かれていましたが、今回はつい飴に釣られてしまうキャラとしても描かれています。

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杏が籠城した時、李衣菜を除いて皆ドアに集まっています。李衣菜は「鍵借りてきたほうがいいのかな?」と落ち着いていますね。やはりクール属性として落ち着いた性格というのは描写されているようです。

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星が輝く夜空が映るのは、今回登場していた個性的なアイドルを象徴していると考えられそうです。

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みんなで言葉をつなぎあわせて言うシーンの杏ですね。口に飴があるのがわかるように、飴をもらった以上は一応ちゃんと(?)仕事をしてくれた様子が描かれています。

最後に未央たち3人のPR動画を撮っていないことに気づきます。これは今回の第4話の在り方についての描写であると考えられそうです。2話で3人の性格の違い、個性などが描写されていました。3人については既に描かれているものの、他のアイドルはまだ詳しく描かれていません。だからこそ、3人がPRを撮るのを忘れることで、この話は3人以外の他のアイドルについて焦点を当てていた、と読み取れそうです。

CDデビューに新田ちゃんとアーニャが選ばれたのは、先ほど述べたようにPR動画の撮影で人が集まってしまうほど魅力的なアイドルになっているというのもありますが、3話で新田ちゃんとアーニャのコンビが多く描かれていたのも関係あるかもしれません。

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4話も終わりなので、また針が進む描写が入りました。

以上でシンデレラガールズ第四話 考察っぽいなにかを終了します。
以下からは感想を。

アイドルの個性を伝えるには非常によい話になっていたなぁと素直に感じました。
10人のアイドルの個性を24分、OPED除いて21分ほどにまとめるために、細かな描写で沢山示していたと思います。大変見応えのある話でした。蘭子、きらり、杏のように見た目と口調に特徴があるキャラは多少登場時間が短縮されていて、4話を見るだけでどのキャラも印象がつくように工夫されているなとひしひしと伝わってきました。そして上でも言ったけど李衣菜の表現の細かさに感動しました....!!あそこのシーンが本当にすきで画像が他のキャラに比べて明らかに多くなっちゃいましたね。素晴らしかったです。今回も楽しく見れました。考察っぽいなにかに感想を混ぜちゃった部分があるので全体的な感想くらいですかね。
更新遅くなって申し訳ありませんでした。

以上シンデレラガールズ第四話感想を終了します。
ここまで読んでくださった方はありがとうございました!!