淡さを形に

面白い作品を面白いと言うだけのブログです.考えたことの備忘録として使うのが主 .考察っぽいことや演出とかに触れることもありますが別段その手のものを勉強しているわけではないのでかなり適当です. Twitterでは@tkihoroloのアカウントにてたまに話してたり話してなかったりします.コメント等あればTwitterにリプ投げてくれると嬉しいです.

hololive 1st fes.「ノンストップ・ストーリー」の前に見てよかった配信

最近BDが発売されてと鑑賞会でもしようと思ったけど、そういえばホロライブの伸び方が尋常じゃなくなったのってこのライブ以降からで、意外と「ノンストップストーリー」前にはどういう文脈を彼女たちが持っていたのかってのを知ってるほうが少ない気がしてきた。なので、僕が当時「あ~~これ見といてよかったなぁ」って思った動画をまとめておく。最近BDが発売されたので、そのお供として参考にしてくれるととても嬉しい。

僕がホロライブを追い始めたのは2019年の10月あたりからで、全員ちゃんと追えてるわけじゃないから全部はわからないし、当時自分が見てたものを紹介するのでかなり偏りがあると思うが、覚えている限り書き留めておこうと思う。

元々はscrapboxにまとめていたものなので、そんな堅苦しく書かない。

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公式インタビュー前半/後半

www.excite.co.jp

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公式のインタビューだけあってかなりいい。特に夏色まつりちゃんの印象が変わる人が多い気がする。僕もその側。これを読むか読まないかではノンストップストーリーでのまつりちゃんの印象が全然違う。まつりちゃん知らない人ほどって感じ。

星街すいせいの動画

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今じゃ考えられないけど確かこのときって登録数3~4万人くらいのころじゃなかったかな。まだイノナカ所属のころで、この1ヶ月後にホロライブ移籍&&手島nari先生の新Live2Dに移行する頃。ノンストップストーリー近辺の放送じゃなくて、チケットの抽選を始めるか始めないかくらいの頃なので、当日からはちょっと時間が空いている。

個人勢からイノナカに所属してこれまで努力してきたことや苦労してきたこと、ホロライブの一員として「実感」し始めてきたころのトークが詰まってたり、これからノンストップストーリーに参加するにあたっての話がまとまっていたりとこの1動画だけでかなり「星街すいせい」の立ち位置なんかがわかると思う。「ホロライブに入ったから『はい!君はホロライブの一員!』ってわけじゃない」みたいな話もしている。 星街すいせいは1つ1つの物語が強くて、ノンストップストーリー当初のすいちゃんが持ってる文脈を触るなら、とりあえずこれを見ておくいいと思っている。

前半はのほほんと話しているが、後半あたりからが本題。

さくらみこの動画

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いや、もう、これですよね。これ。さくらみこちゃんはそらちゃんに憧れがあるんだけど、そんな2人がライブ前にレッスンをするってやつ。 途中まではずっと遊んでるというか、まぁ普通にコラボをしてワイワイしてるんだけど、そんな雰囲気からは想像も出来ないくらい最後のパートで一気にいい話になる。みこちゃんのアイドルへの想いが見れる瞬間でもある。おすすめ。

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LIVE前日系、言っちゃえばみんな見どころっちゃ見どころ。ただ、みこちゃんの「アイドル」への取り組み方とか考え方とかスタンスとかがなーーんかものすごい好きなんですよね。なかなか言葉にできなくて申し訳ないけど。みこちゃんがステージに上がるにあたってのいっぱい自分の気持ちを語ってくれて、「あーみこちゃんのステージ見たいなぁ」と自然と思える動画。 ライブのコール練習もやってくれるのでそういう意味でもおすすめ。

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これはノンストップストーリーとはあんま関係ないけど、ライブ付近の日にやってた居酒屋放送も割とおすすめ。誰かの悩みを通じて配信者として真摯に取り組むさくらみこを見ることが出来る。いい。

大空スバルの動画

大空スバルは......アイドルなんだよな.......

大空スバルと聞いてどういう印象が出るだろうか。多分「芸人」だとかだと思う。僕もそう思ってた。だけど、どうしようもなく「大空スバルはアイドル」だと感じることになるのが次の動画になる。

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まず、この「どぅーまいべすと」について。ノンストップストーリーの約1週間前に投稿された動画だが、ただの歌ってみたといえばただの歌ってみたかもしれない。だけど大空スバルに限ってはそうではない。彼女の「努力」がこの「どぅーまいべすと」に詰まっている。 スバルの声を聞いたことがある人はわかると思うが、かなり声質が特殊な子だ。だからこそなのかスバルは歌うことに苦手意識をもっていたりする様子が過去の動画からも見られる。

当時,僕は大空スバルという子は全然知らなかった。が、どぅーまいべすとの動画コメント欄にあった「あんなにも歌うことに抵抗を持っていたのに、こんなに伸び伸びと歌ってくれたことに感動している」というのを見てどうにも気になり、急いで大空スバルを追って感動していた記憶がある。こんなにもかわいく歌っている姿は当たり前のように存在するものではなく、スバルがアイドルになりたいと思い、努力をして掴み取った結果がこの初歌ってみたの「どぅーまいべすと」に表れている。また、苦手意識があったことを踏まえると、この歌ってみたがワンコーラスであることにも感じるものがあるだろう。どぅーまいべすとの歌詞も相まって、スバルの成長する姿が強く感じられるかなりおすすめの動画だ。

更に、これだけではない。紹介するのは次の2つの動画。

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この2つの動画では、スバルの「アイドルになりたい」という気持ちが強く語られている。「スバルはそんなにアイドルアイドルしたような子じゃないし、普段は芸人として扱われるけど正直ちょっと悔しくて、歌って踊れるようになりたかった」なんてエピソードがここには詰まっている。とにかく、聞いてくれ。前者の動画ではそんなスバルの気持ちを汲み取って衣装デザインをしてくれたしぐれうい先生を、後者ではライブ前日に感情を吐露するスバルを見ることができる。頼む、見てくれ。これを見て当日現地で絶対スバルを応援しようと心に決めたのが過去の僕だったりする。

おわりに

僕が当時ホロライブに触れてた動画はこんな感じだったと思う。個人的な好みでいうとときのそらちゃんとか大好きなんだけど、「ライブの前にこれを見とけ!!」みたいなやつはあまりまとまってなく.....あるとするならときのそら1stライブなんだよな。

よく身内と「ライブは音楽を聞くためだけじゃなくて、出演者の感情を見に行ってる」なんて話をする。僕にとってのライブはそういう認識で、気持ちよく音楽を浴びるだけでなく、出演者の想いを受け止めて今後の活力とすることが多い。そして、その想いを知るためには演者が持っている文脈を理解する姿勢が必要となる。本記事では、文脈を理解するために、個人的に感銘を受けたものを選出したので、誰かの参考になっているととても嬉しい。

あとは、ノンストップストーリーを見て、その後に「ライブ感想配信」を見るとかなりいい。アーカイブに残してあるのありがてえ.....当時の生の感情が動画として残ってるっていうの、他コンテンツだとほぼありえないのでものすごくおすすめ。ノンストップストーリーを最後まで楽しんでほしい。